内容説明
地震、台風、大雨、洪水、大雪…日本に住む限り、避けられない自然災害。家族バラバラで地震に遭ったら?真夜中の豪雨にどう備える?被災したママパパに学ぶ、体験ベースの防災実践!
目次
1 そのとき、どうやって身を守ったか(被災ママパパの声「あのときこうだった」;とっさのときの身の守り方 ほか)
2 体験談に学ぶ本当に必要な防災とは(被災ママパパの声「災害のあとはこうなった」;被災ママパパ体験談08‐13 ほか)
3 オーダーメイドで考える防災(本当に必要な防災を考える01;安心して暮らす。そのために必要な「モノ」を考える ほか)
4 もう一歩先へ自ら動く防災(体験談から実践するわが家の防災)
5 医療従事者に聞く災害時に必要なこと(医師から見た防災;災害医療の視点で考える)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
83
防災についてとても興味がある。数年前の熊本、大分地震以来うちも防災の準備を始めた。この本は実際に体験した被災者の方の意見が生かされている。普段から予行演習としてのキャンプみたいなのもいんじゃないかと思った。2019/05/06
あすなろ
75
【能登半島地震・3.11東日本大震災・2】今年も3.11が近付き、1.1には能登半島地震もあり、震災本を読んでいる。平成31年初版と本書は少し前の本とはなるが、我が家にて夫婦で今回の能登地震を機に読了。子供・大人・高齢者と皆被災後の生活確保の仕方は違う。否、その前に揺れた瞬間から対処の仕方は違うしその時何を各々して何処に居るかも違う。特に子供にスポットを当て、それらの場合にパニックとならない様、そして準備はどうすべきかを多数の経験者談の記載ある良書だと思った。特に子供が居る家庭は一読の価値有り。2024/02/25
藤月はな(灯れ松明の火)
75
震災、大雪、洪水、帰宅難民など、当事者の声が詰まった防災ブック。イラストを担当しているのは、自宅での避難を漫画で発信してくれた方でもあるので説得力が強いですね。家族がそれぞれ、違うなら防災や避難方法もそれぞれ、違う。レトルト食品をストックする、カーテンを閉める、断捨離をするなど、日頃から出来る事も防災になるのだな・・・。また、防災グッズも一度、試食する事や使い慣れない防災グッズよりも使い慣れた物を多めに用意する事、野菜不足の弊害などの指摘も目から鱗。尚且つ、何も知らないのだなと反省。2019/05/20
Q
18
リミテッドにて ●災害時、ベビーカーで移動しない ●エレベーターは閉じ込めリスクあるため使わない ●行ける時にトイレに ●ケータイ充電器を持ち歩く ●ガソリンは半分になったら入れておく ●コンタクトの人はメガネも ●赤ちゃん連れはママバッグの延長で ●今地震がきたら?と考えてみる ▷いかに他人事と思わず準備できるか。自分がその状況になったらどうなのか?を考えておくことが大事2020/05/10
ハルキゲニア
7
災害時の体験談をもとに、今できる防災とは?と考えるきっかけになる本です。地震・水害・台風など、どの災害に備えたらいいのか、何を持っていたらいいのかと悩ましいですが、とりあえずライフラインが止まっても家である程度すごせるくらいの備えはしておこうと思います。小さい子供がいると避難所生活は難しいようだし。2021/02/16