内容説明
だしむすび、だし巻き卵風フレンチトースト、あごだし湯豆腐…簡単すぎる!美味すぎる!使うのはコーヒードリッパーと麦茶ポットだけ。時間がない時のざっくりレシピ36品。自宅で真似できるプロ直伝レシピ7品。そして世界一簡単なだしのとり方。全部載ってます!
目次
1 だし生活を今すぐ始めるべき8つの理由(おいしい;かんたん ほか)
2 だし生活を満喫!ざっくりレシピ(冬の朝は、昆布だしの生姜スープから;週末限定、幸せの和定食 ほか)
3 プロに学ぶ、だしとうまみの活用術(意外とシンプル!にんべん「日本橋だし場 はなれ」に学ぶ、黄金比率の炊き込みごはん;おうち蕎麦が変わる!蕎麦名人・永山寛康氏直伝の「かえし」 ほか)
4 だしをたずねて(関東編;関西編)
5 北と南、だしの謎を巡る旅(昆布の一大産地北海道は、なぜ購入金額が全国最下位なのか;あごだしブームはいつ始まったのか)
著者等紹介
梅津有希子[ウメツユキコ]
だし愛好家、ライター。1976年、北海道生まれ。雑誌編集者を経て2005年に独立。雑誌やwebメディア、書籍を中心に、暮らしや食、ペット、発信力などのテーマで執筆や講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tetsubun1000mg
15
「にんべん」の社長が書いた本から、前作の「だし生活始めました」に繋がったのが昨年7月だった。 それから隣町の鰹節専門店を訪ねて、おかみさんから「宗田鰹厚削り」と「だし昆布」を麦茶などに使うポットに水と一緒に入れて冷蔵庫に一日置いておくだけ、という簡単な出汁取り法を教えてもらって1年近く続けている。 そのきっかけになった続編だが、出汁を取る素材とその取り方が紹介されて奥行きの深さが分かってくる。 筆者は面倒な方法は選ばず簡略な方法を紹介してくれるのが好ましい。家ではみそ汁の味噌の量が減って減塩にもなった。 2021/05/30
そり
15
10グラム昆布だしと塩で米を炊いたり、スープを作るとたしかに違う。違うけれど舌にしてみれば繊細な違いだ。それが良さでもある。大きな驚きが欲しければ著者の言うように20グラムにすればいい。ただ、繊細な違いとは別に、静かな満足がある。舌以上に体全体が求めているのではないかと僕は仮定してみている。だから、出汁を作ることは高かろうと安かろうと仕方ないことなのだ。たぶん、摂らなかったら欲しくなって外食で摂ってしまう。たんぱく質が足りてないだけかもしれないけれど。2018/12/15
れんこ
15
忘れないうちに だし取り用のドリッパーを買いに行かなくちゃ。2018/09/13
ユウ@八戸
10
図書館。だし愛好家の著者さんが、だし生活のおすすめ理由、だしのとりかた、だしを使ったレシピなどを教えてくれる本。文体もわりと好きです。こういうの読むと、やっぱり和食も作りたいなぁ…と思います。だしじゃがの項の「だしの力をなめるな」という言葉がとても好き。昆布だしを冷蔵庫でほっといてとる方法もわりとすぐに飽きた私ですが、言われてみれば使った昆布はやっすいやつでした。…けど粉末の方が向いてる気がするな。チキンラーメンやサッポロ一番をだしで作った話もおもしろかったです。便利な食品を否定してないのがいいよね。2019/08/31
Tatuyuki Suzuki
7
今回は料理が多かった。 著者本人が色々実験しているので参考になるし、実際作ってみると確かに美味しい。2018/12/07