内容説明
言葉は使い方しだいでゴミにも宝にもなる!口癖を見つめ直せば人生は調えていけるはず。
目次
Prologue さあ、言葉も片づけてみようか!
第1章 「めんどくさい」「つまらない」「しょうがない」私が片づけたい三つの言葉
第2章 「行かない」「行かれない」「行きたくない」じつは、自分をないがしろにしている言葉
第3章 「忙しい」「大変」「疲れた」ポジティブへの言い換えでは解決しない
第4章 「お金がない」「時間がない」どうせなら「ある」関係を築きたい
第5章 「大丈夫」「ごめんなさい」「お蔭さまで」そこにある人生の記憶
第6章 「めんどくさいから」「つまらないから」「しょうがないから」もしかしてそれは「踏ん張り時」のサインかもしれない
著者等紹介
やましたひでこ[ヤマシタヒデコ]
東京都出身。早稲田大学文学部卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・難行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。全国展開する「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。処女作『断捨離』(マガジンハウス)は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』(いずれもマガジンハウス)の断捨離三部作はミリオンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
85
「旦那が片づけてくれない」と、私もよく言います。「してくれない」は「させる」とセットで相手を自分の思い通りにコントロールしようとする暴力的コミュニケーションだそうで、その場合、相手は反撃・無視・もっとため込むなど暴力的コミュニケーションで反応してくるのは必至だそうです。愚痴を並べて「私はどうしたらいいんでしょう」という嘆息には「あなたはどうしたいのですか」という質問返しが効果的。一休禅師の「大丈夫、心配するな、なんとかなる」という言葉に癒されます。2015/11/12
馨
54
やましたひでこさんの、口癖の断捨離本。なるほど「めんどくさい」や「忙しい」、仕事でよく口に出ているなぁ。自分で言っておきながら何アピールなのだろうか?と考えてしまいました。モノは結構減らせたけれど言葉も頑張ってみようかな。2017/01/14
shincha
42
言葉の持つ意味をその言葉本来の意味だけではなく、その言葉を発する人心の奥底に潜む本来の気持ち、本心をつまびらかにすることで、どうしてそのような発言になるのか説明している。気になった部分に付箋を付けていったら、付箋だらけになってしまった。「めんどくさい」「つならない」「しょうがない」をやめようと思う。出てしなった時は、踏ん張り時、突破のチャンス、潔い人生へのステップと考え、前進しよう。2021/11/05
団塊シニア
36
先送り言葉に言及した内容に注目、いつか、今度、そのうち等よく使う言葉であるが社交辞令のようなもので守ることを前提にしてないという作者の言葉には納得。2016/09/07
布遊
28
3ポストイット。*片づけたい3つの言葉。「めんどくさい・つまらない・しょうがない」*自己肯定感を持っている人が自慢話をしても不快に感じない。自己肯定感があるひとは、他者の評価を気にしない。*愚痴は聞かされる相手からエネルギーを奪い取る。*愚痴を好んで語るものは現状維持を好んでいる。⇒やましたさんの、分析は面白い。これらのこと、ちょっと考えてみよう。2017/09/12