国際的日本人が生まれる教室―最年少校長の高校グローバル革命

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614447
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

教育界に飛び込んだ元米国弁護士の「世界で戦える若者」を育てる特別授業。

目次

1 “ゲリラ校長”の誓い(「グローバル人材」を育てたい;世界スタンダードと日本スタンダード;正しい競争の仕方とは何か?)
2 「国際的日本人」を作る条件(英語力;言いたいことを伝える力;日本人としての誇り;豊富な知識、教養;“変人”になること)

著者等紹介

中原徹[ナカハラトオル]
1970年4月26日生まれ。神奈川県横浜市出身。早稲田大学法学部卒業後、日本の司法試験に合格し、弁護士として東京永和法律事務所に勤務。その後米国ミシガン大学ロースクールに留学し、ニューヨーク州とカリフォルニア州の弁護士資格を取得。米国大手法律事務所(Pillsbury Winthrop Shaw Pittman LLP)のロサンゼルスオフィスに勤務し、パートナー(共同経営者)を務めるまでになる。2010年4月、民間人校長として大阪府立和泉高等学校に赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬参仟縁

7
若い校長。ヴェテランが妬きそうだ(苦笑)。最近取り上げられる、グローバル人材(19頁)とは、異なる文化、言語、宗教の人々と最大公約数的な理解のもとに共存できる人材とのこと。評者が抱く最大公約数とは、全体の奉仕者、という公務員が教育活動を展開する際、誰を基準にすべきか、ということになる。グローバル人材も曖昧な部分は残る。具体化しにくい最大公約数という認識。TOEFLを高校英語で受けていく、というのは、自民党がTOEFLを導入したら、という根拠にも見える。英語の四技能を高めるためのTOEFLなら利活用したい。2013/05/26

ショウジ

3
自分自身が英語が必要と思いながら、なぜ?にうまく答えられない歯がゆさがあって興味を持った本である。英語の評価には社会人になるとTOEICが用いられることが常識となっているが、TOEFLを使う所は興味深かった。世間ではよくグローバルスタンダードが求められるが、著者のいうダブルスタンダードも面白い。著者の学校といい、国際教養大学といい、このような学校が増えてくるのは好ましく感じるのは私だけだろうか。2013/03/15

izumasa57

3
TOEFLの必要性・国際的日本人になるための条件・論理的思考・批判的思考(クリティカルシンキング)・受験勉強で身につかない力(協調性など)・「論点」→「結論」→「理由」で伝える・表現する練習など、いま学校教育の中で求められているものをどんな形で実現していくか、なかなか面白い!2013/03/11

Nene

2
危機感を持っていて、自分が変えなければと危機感を持って行動され、具体的な成果もあげてらっしゃいます。素晴らしいです。 読み終えて特に心に残ったのは、「変人でいこう」という言葉。中原さんによると、自分自身が変人であると認めらてはじめて、周りの人の個性を認められたといえる、とのこと。確かに、皆がそう思う環境であれば、いじめ問題も無くなりそうです。 私は日本が国際化することを望んでいながら、自分は日々「普通の人」であるという意識を持っていました。この言葉によって、自分が矛盾していたことに気が付かされました。2013/05/20

つがしゅん

1
橋下市長の記者会見において、中原校長の名前が挙がっていたことがあり、気になっていたため、購入した。日米で弁護士をやっていたことや、最年少で校長になったことを初めて知った。教育に対する熱意を、フローチャートを用いて説明しており、大変興味深かった。2013/02/16

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