あばかれた「神話」の正体―沖縄「集団自決」裁判で何が明らかになっているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396613327
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

「自決するな」と隊長は厳命した!「軍による強制」という神話は、いつ、誰によって、いかにして作られたか。続々と重い口を開きはじめた当事者たちが語る事件の真相とは?そして、いまこそ真実が明らかに。

目次

プロローグ
第1章 沖縄戦と「神話」の誕生―「軍命令による」自決は、いかにして“定説”となったか
第2章 渡嘉敷島・当事者たちの証言―住民の集団自決は、いかなる形で行なわれたか
第3章 教科書から消えた記載―高校教科書の検定結果がもたらした衝撃とは
第4章 『鉄の暴風』は、いかにして誕生したか―その裏に隠されたアメリカの思惑
第5章 歪められる沖縄戦の記録―「同調圧力」という沖縄特有の空気とは
第6章 三十二年ぶりに明かされた真実―座間味島の場合。ついに開いた当事者の重い口
第7章 証言者の苦悩と変節―被告側証人、宮城晴美氏、金城重明氏の場合
第8章 回復すべき名誉とは何か―なぜ島民たちは、命令に抗して死んでいったのか
エピローグ

著者等紹介

鴨野守[カモノマモル]
昭和30年富山県生まれ。金沢大学教育学部卒業。ジャーナリスト。「世界日報」編集委員。校長自殺で国会でも議論となった広島の教育問題を2年半にわたって丹念に取材し、『広島の公教育はなぜ崩壊したか』『広島の公教育に再生の道はあるか』(いずれも世界日報社刊)にまとめて、大きな反響を呼ぶ。「戸塚ヨットスクール」に2カ月体験入校して取材に当たるなど、体当たりの現場取材を信条とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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