出版社内容情報
歴史を変える研究室へようこそ。
戦地から帰った曾祖父の「遺品」
消えた軍艦「畝傍」
地下室に眠る「亡霊」
「禁断ノ島」の謎
“異端”の歴史学ゼミが埋もれた過去に光を照らし、
「もしも」の視点で史実を導く、冒険エンタメ!
就活に有利と騙され、「有賀研」に入った南武大学三年の坂堂雄基。メンバーは、とぼけた准教授と手厳しい院生の小春だけ。しかも歴史のif(もし信長が本能寺で討たれなかったら?など)を研究する胡散臭いゼミだった。雄基は仕方なく曾祖父の海軍時代を調査する。だが、まさか「戦地から持ち帰った品」の存在が、坂堂家の根幹そして歴史をも覆すことになるとは……歴史冒険ミステリ。
【目次】
内容説明
就活に有利と騙され、「有賀研」に入った南武大学三年の坂堂雄基。メンバーは、とぼけた准教授と手厳しい院生の小春だけ。しかも歴史のif(もし信長が本能寺で討たれなかったら?など)を研究する胡散臭いゼミだった。雄基は仕方なく曾祖父の海軍時代を調査する。だが、まさか「戦地から持ち帰った品」の存在が、坂堂家の根幹そして歴史をも覆すことになるとは…歴史冒険ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のんちゃん
19
大学3年の板堂雄基は胡散臭い有賀研究室に入る。そこでの研究は歴史のif(もし信長が本能寺の変で討たれなかったら?等)を考察し未来に活かすというものだった。雄基は歴史に興味を持ったきっかけになった曾祖父の、太平洋戦争時代の事を研究課題とし、曾祖父の家にその資料を探しに行くと、それは思いもよらない事に繋がっていくのだったという話。謎追い、サスペンス、バイオレンスと盛り沢山でとても面白かった。そしていろんな時代の歴史も垣間見れ楽しい読書だった。お初の作家さんだったがとても読み易く、別の作品もぜひ読みたいと思う。2025/11/10
RRR
6
書店に寄った時に、何気に惹かれた作品です。 歴史にもしもということが起こったら、というアイディアが面白いし、何よりきちんとミステリとして成り立っていたのも良かったです。 後半かなり面白く、どうなるんだろ?と思いながらページをめくるのが止められなかったほど。 何だか、ロマンを感じるミステリだったな。 2025/09/19
もも
5
最初は、1話完結かと思いましたが、実はつながっていて、しかもどんどん話が大きくなっていきました。センチネル族など、現実に存在する話もあって、面白かったです。2025/10/19
ブランノワール
5
面白かったです2025/09/24




