出版社内容情報
僕たちは青春の全てを鮨に捧げた。
「命がけで鮨を握る覚悟がある者だけ、ここに残れ」
落ちこぼれの僕たちに厳しくも辛抱強く教えてくれたのは、一人の先生だった――。
大阪・阿倍野。世界に名だたる〝料理の東大〟辻調理師専門学校に、鮨職人を養成する鮨科が新設された。僕、長谷川洋右は岡山から上阪し、どこか中途半端な気持ちのまま鮨科の門を叩く。そんな僕を一喝し、厳しくも辛抱強く教えてくれたのは、口下手で強面ながら腕は一流、赤坂の名店仕込みの城島先生だった。だが、先生には知られざる壮絶な過去があった――。
『辻調鮨科』改題作品
内容説明
大阪・阿倍野。世界に名だたる“料理の東大”辻調理師専門学校に、鮨職人を養成する鮨科が新設された。僕、長谷川洋右は岡山から上阪し、どこか中途半端な気持ちのまま鮨科の門を叩く。そんな僕を一喝し、厳しくも辛抱強く教えてくれたのは、口下手で強面ながら腕は一流、赤坂の名店仕込みの城島先生だった。だが、先生には知られざる壮絶な過去があった―。『辻調鮨科』改題作品。
著者等紹介
土田康彦[ツチダヤスヒコ]
1969年、大阪市生まれ。88年、辻調理師専門学校を卒業後、フランス・パリで食と芸術の道を志し、95年よりイタリア・ムラノ島にてヴェネツィアンガラス制作に携わる。2008年、第十一回オープン国際彫刻展に日本代表として出展し、最優秀グランプリを受賞。14年、第五十三回日本現代工芸美術展現代工芸賞。本書が小説デビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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