出版社内容情報
この女性大胆不敵！
大江山の鬼退治、外つ国の来襲――
清少納言、紫式部、和泉式部、小式部内侍…
平安期最高の才女たちが国難に立ち向かう！
中納言・藤原隆家は兄伊周とともに騒動を起こす。女性をめぐり諍いとなった法皇に矢を射たのだ。清少納言は、隆家の姉、中宮定子の願いを受け事の収拾に動くも、伊周と隆家は配流同然の憂き目に。だがその裏に、大陸の民・女真族の絡む秘密があった！やがて異族は大江山に潜んで京を脅かしはじめ……。清少納言の智謀と隆家の武。ふたつの矛で怒濤の外敵を迎え撃つ！
内容説明
中納言・藤原隆家は兄伊周とともに騒動を起こす。女性をめぐり諍いとなった法皇に矢を射たのだ。清少納言は、隆家の姉、中宮定子の願いを受け事の収拾に動くも、伊周と隆家は配流同然の憂き目に。だがその裏に、大陸の民・女真族の絡む秘密があった！やがて異族は大江山に潜んで京を脅かしはじめ…。清少納言の智謀と隆家の武。ふたつの矛で怒涛の外敵を迎え撃つ！
著者等紹介
町井登志夫［マチイトシオ］
１９６４年生まれ。南山大学卒業。９６年『電脳のイヴ』で第三回ホワイトハート優秀賞を受賞。２００１年『今池電波聖ゴミマリア』で第二回小松左京賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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TheWho
8
昨年の大河ﾄﾞﾗﾏ「光る君へ」の時代の痛快古代ｴﾝﾀﾒ絵巻で、著者読了4作目。物語は、藤原降家が、花山院に矢を射る長徳の変から藤原道長と伊周の政争へと歴史上の史実に大陸での女真族の抗争が、大江山の鬼退治から後の刀伊の入寇へと展開する。そこに、清少納言を始め和泉式部、古式部内侍、紫式部らの平安才女の面々が、国難に立ち向かう破天荒な物語が展開していく。平安女子の知的で逞しさを描写した面白い一冊です。2025/02/05
藤井努
0
こんな小説読んだことありませんでした。 大江山の鬼退治、女真族と平安時代との関わり、そして何よりも、清少納言、和泉式部そして紫式部とがこんな形で関わるとは、頭が混乱する話です。2024/09/07
