出版社内容情報
いつだって、心も体もママナラナイ。
老いも若きも男も女も、心と体は刻々と変化してゆく――。
制御不能な心身を描いた、 極上の10の物語。
どの短編も幕切れがすごい!――杉江松恋(書評家)
不動産会社に勤める斉藤尚弥は最近、何もかもうまくいかない。下半身も心も折れてしまい、おまけに仕事も絶不調――とある夫婦宅の立ち退き交渉が難航していたのだ。夫人によれば、立ち退きを拒否しているのは夫の方らしい。夫人の協力を得て交渉を続けるうち、思いもよらない事実が判明し――(『ママナラナイ』)。
表題作ほか、身体の変化を巡る十編を収録した珠玉の短編集。
内容説明
不動産会社に勤める斉藤尚弥は最近、何もかもうまくいかない。下半身も心も折れてしまい、おまけに仕事も絶不調―とある夫婦宅の立ち退き交渉が難航していたのだ。夫人によれば、立ち退きを拒否しているのは夫の方らしい。夫人の協力を得て交渉を続けるうち、思いもよらない事実が判明し―(「ママナラナイ」)。表題作ほか、身体の変化を巡る十編を収録した珠玉の短編集。
著者等紹介
井上荒野[イノウエアレノ]
1961年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞しデビュー。2004年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞、11年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、16年『赤へ』(祥伝社刊)で第二九回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第三五回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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