出版社内容情報
小さな牧場から、久々にGⅠ級の素質馬が出た。
牧場を営む家族、崖っぷちの騎手、功を焦る調教師……
みんなの想いを背に乗せて、希望の灯りが駆け抜ける
物言わぬ馬の奮闘に涙する、感動のヒューマン・ドラマ!
北海道の零細牧場で生まれた競走馬キタノアカリが連戦連勝の快挙を遂げ、中央GⅠに挑むことになった。長らく覇権を握ってきた大牧場に抗える期待の新星とあって、馬産地全体がそわそわし始める。妬み、陰口、聞きたくない声が聞こえても、牧場主の灯野摂男は諦めなかった。落馬の恐怖と闘う騎手、ある秘密を抱えた調教師……関係者全員の希望を背に、アカリが走る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
18
さくさくと♪競馬は嗜まないのですが、じ~んとなりました。今年の一冊目は、当たりでした(^^)/2024/01/01
かずぺん
6
馬には人の心を感じる力があることが良くわかります。2023/07/31
あらあらら
2
生産者側も種付け料を考えると、ある意味ギャンブルな競馬業界において個人経営の牧場は応援したくなる。2024/03/19
minu tanu
2
キタノアカリという馬名が古臭くもかっこいい。零細牧場、二流と見られる騎手と厩舎、傲慢なオーナーと寛大なオーナー。楽しめる構図。2023/12/24
ちなシケ
0
⭐️⭐️⭐️⭐️2023/04/26