祥伝社文庫 夏服を着た恋人たち―マイ・ディア・ポリスマン

小路 幸也【著】

祥伝社（2021/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 277p／高さ 16cm
• 商品コード 9784396347475
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

元・捜査一課刑事のお巡りさん
　　　　　　×
天才掏摸の孫で美少女マンガ家
　　　　　　×
ドローン操作が超一流のコンビ

マンション最上階がいきなり暴力団事務所に……。
街の平和はこの手で守る！
ハートフル交番ミステリー　スリル満点の第３弾！

「怪しい男たちがマンションの一室に出入りしている。暴力団では」。夏真っ盛りのある日、＜東楽観寺前交番＞に寄せられた通報を受け、宇田巡巡査は現場へ向かう。防犯カメラの映像を確認すると、そこには意外な人物の姿が！　驚く巡の元に、恋人にして伝説の掏摸の孫のあおいから、「オレオレ詐欺の現場に出会した」と連絡が入り……。　謎が謎を呼ぶ交番ミステリー第３弾。

内容説明

「怪しい男たちがマンションの一室に出入りしている。暴力団では」。夏真っ盛りのある日、“東楽観寺前交番”に寄せられた通報を受け、宇田巡巡査は現場へ向かう。防犯カメラの映像を確認すると、そこには意外な人物の姿が！驚く巡の元に、恋人にして伝説の掬摸の孫のあおいから、「オレオレ詐欺の現場に出会した」と連絡が入り…。謎が謎を呼ぶ交番ミステリー第三弾。

著者等紹介

小路幸也［ショウジユキヤ］
１９６１年、北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。２００２年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第２９回メフィスト賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[相田うえお]

★★★☆☆23022【夏服を着た恋人たち マイ・ディア・ポリスマン (小路幸也さん)k】シリーズ3作目。本タイトルにあわせて夏になったら読もう！と思っていたのですが、バラバラ〜っとしてるうちに、あら、最後まで行っちゃったよーみたいな(笑)これ、次作は出てないんですよね？しまったなぁ〜、勿体ないことしたような。はい、今回もありがたく読ませて頂きました。登場人物毎に切り分けながら進行していく構成です。いや〜ドローンってほんと無限の可能性を秘めてますよね。いちど使ってみたいとは思うものの、なかなかねぇ〜。

2023/04/02

[はつばあば]

煩悩の多い今、「悩みも安心して解決できる」ってわかっている本て有り難いものです。ウジウジする時間が無い(笑)。少々の悩みは人を大きくさせてくれます。ここに登場する人達はみんなそれなりのエスパー。楽しく3冊のシリーズ読ませてもらえました。来世はこのようなエスパー力をちょっとくらい持って生まれてみたいです

2023/01/29

[nemuro]

１０冊近くの本を同時並行的に読み進めるのが、最近の読書スタイル。様々なジャンルを揃えつつ、切りのいいところでサッと他の本に移行する“手を変え品を変え”作戦。各本のキャラクター同士が交錯し頭の中で混乱するとかストーリーに集中できず犯人の絞り込みに苦戦するなどのデメリットもあるが、より多くの本にスポットが当てられ適宜な気分転換が図られるなどのメリットが上回る。それでも尚どの本も遅々として進まず、いわゆる“渋滞”が発生することもあり、そんな時に清涼剤・促進剤的な役目の本シリーズ。更に続きがありそうでホッと一息。

2021/11/11

[真理そら]

巡＆あおいの関係がまとまったのでこれでシリーズ完結だろうか。花咲小路の登場人物並みに一芸に秀でたり特殊能力のある人物やスーパーお年寄りが登場したりして楽しく読めるが震災や外国人労働者の問題やあれこれと話は重い。ドローンの可能性が楽しみなような恐ろしいような気分で読了。

2024/07/22

[カブ]

マイ・ディア・ポリスマンシリーズ第3弾。ライトな感じでサラッと読めて好きです。交番のお巡りさんの親しみやすさが感じられてホッとします。

2023/02/22