内容説明
座敷牢暮らしももうすぐ三年になろうかという、本所の無頼旗本・勝小吉。最近は悪友の早川又四郎にすら愛想を尽かされている。のちに勝海舟となる息子の麟太郎の笑顔に時には反省もするが、ぶっかけ飯しか食わない男や切腹する犬などの怪事件を聞くや、事件解決の手柄を独り占めしようと…抜群の推理力と笑えるほどの駄目さ加減が心をほぐす痛快時代推理小説。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学卒。93年『黒牛と妖怪』で第一七回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。2015年「耳袋秘帖」シリーズで第四回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第二一回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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