内容説明
織田信長の比叡山焼き討ちが噂される京都で、豪商邸に忍んでは金品を奪い「穢れし銭の一分をいただきます 比叡の風」と残す女怪盗がいた。名は乱蝶。叡山のお抱え商人だった父母を濡衣で処刑されていた。乱蝶は父の宝を奪い返すため、盗みを繰り返すが、忍び込んだ邸の主が殺されていて…。やがて浮かんだ強大な敵に、乱蝶は織田軍団を利用した復讐を企てる!
著者等紹介
富田祐弘[トミタスケヒロ]
1948年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒。「超時空要塞マクロス」「美少女戦士セーラームーン」「幽遊白書」のアニメ脚本を手がける。『信長を騙せ 戦国の娘詐欺師』(祥伝社文庫)で時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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