内容説明
内藤新宿のはずれ、成子町で比丘尼女郎の千紗が首の骨をへし折られ殺害された。犯行を目撃しただろう妹は姿を隠してしまう。探索する北町奉行所平同心の日暮龍平は、千紗が執拗に付きまとう男から逃れるため、深川から流れてきたと知る。さらに過去を辿ると、千紗と妹との因果が明らかに。やがて、妹の命を狙う下手人の身勝手な動機に、龍平は鬼となる!
著者等紹介
辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年、高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。2010年に刊行された『風の市兵衛』(祥伝社文庫)が累計110万部を突破。16年には、同シリーズで第五回歴史時代作家クラブ・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
4
好きなシリーズになりました。2021/05/16
ニッキー
4
このシリーズも面白い。何故、昔暗い悲しいシリーズと思ったのだろう。 その日暮しが、段々実力が認められ定町廻り同心になるのか⁉️ この続きを期待する。2021/03/22
わたしは元気
3
日暮さん、爽やかです。2025/02/04
kazukitti
2
まぁいつも通りのクソヤロウなんだけど、クソヤロウになるに至った同情しうるに足る何かはあったんだけど・・・って感じでは一応あったか。まぁそれはともかく、この奉行所同心共のヘタレっぷりはどうだw こんだけ醜態晒して逃げ傷は切腹くらいの侍道あってもいいんじゃね?とまでは言わないけど、おまえら普段コケにしてたその日暮らしに恥ずかしくないの?ってゆーか。厚顔無恥でもねぇと町方同心なんかやってられねぇってかw つか、もう夜叉萬カメオでもいなくなっちゃったの?などメインと関係ない部分で思ったw2020/08/04
カエル氏
1
喜多野もお万知もお円も…可哀想だね2024/08/25
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