祥伝社文庫<br> 火喰鳥―羽州ぼろ鳶組

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祥伝社文庫
火喰鳥―羽州ぼろ鳶組

  • 今村 翔吾【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396342982
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



今村 翔吾[イマムラショウゴ]

内容説明

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」―。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家を経て、現在は守山市で埋蔵文化財調査員。2016年、「蹴れ、彦五郎」で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞、「狐の城」で九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。『火喰鳥―羽州ぼろ鳶組』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

656
江戸時代の火消しの話!いいねえ!面白い!江戸の火消しのシステムを学びつつ、それを統率する源吾を中心とする個性豊かな漢達に魅了されました。別名(あだ名)があるところは水滸伝のよう。羽州ぼろ鳶組の漢達以外の脇役陣にも惹きつけられるキャラクターもいて魅力的ですね。特に美雪と左門は縁の下の力持ちというところかな。羽州ぼろ鳶組のチームとしての活動も魅力的。この物語は魅力がいっぱい詰まってる作品です。2018/01/27

海猫

606
すこぶる生きが良くて面白いデビュー作。前半は火消組織結成のために一人ずつ仲間が集う展開。ここはそれぞれの人物の立たせようが良く、各エピソードに情感が乗って大いに気分が出た。負け犬の復活劇としても読ませる。前半は列伝的な面白さで、後半はチームが稼働していく面白さ。江戸火消の薀蓄に興味を惹かれるし、火災描写の臨場感と躍動感。連続放火犯との対決も現代的捜査ドラマ的なエンターテイメント性がある。大いに楽しめたのでシリーズを追うことに決定。2017/12/24

ミカママ

599
これは火消しに命をかける「粋でいなせな」男たちの躍動の物語。人気シリーズの第一弾は、それぞれのキャラ紹介と、源吾が人集めに走るさま(合間に消化活動も行いつつ)が描かれる。なにより源吾の奥方・深雪がいい。元祖リケジョなのである。ふたりの二人三脚の物語、これからどう読者を楽しませてくれるのか、幸せな思いで本を閉じた。2021/02/09

三代目 びあだいまおう

507
粋で鯔背な江戸火消の『熱い漢』ストーリー!デ·ニーロのバックドラフトを思い出す。伝説的火消『火喰鳥』が突然姿を眩ました江戸ではいつも火事に悩む。人口も増え木造家屋が密集し、すぐに炎が拡大猛威を振るう!乞われ火消の世界に戻ったかつての火喰鳥:源吾だが火への恐怖が己に巣食い、足を止める!しかし江戸火消の中で唯一『命』を最優先する源吾にキャラ立つ面々が集まり『襤褸鳶』と揶揄されながらも江戸の命を命懸けで守る!妻の深雪が素敵!「火の神様に、人の強さを思い知らせて下さい!」デビュー作とは思えない疾走感に興奮‼️🙇2019/05/12

zero1

479
火消が負ければ多くの人が死ぬ。江戸時代にも【負けられない戦い】はあった。過去の事件が原因で引退した源吾。彼に再生はあるか?金無し人無しから【ぼろ鳶】は果敢に火と戦う。怪力の相撲取りを壊し屋に。二枚目の軽業師に博学の風読み。妻の深雪は数字に強い。最初は頼りにならない新之助も終盤に意外(?)な活躍。【狐火】との戦いはスピーディーで読み応えあり。ただ前半は【人に物語あり】を強調したかったのか、やや冗長。長谷川平蔵(父)や田沼意次も登場し、人気を今後のシリーズに繋げるか。直木賞作家のデビュー作。読んで損なし。2022/06/15

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