内容説明
バックパッカーの寺崎修司がパリで働く偽日本料理店『OISHII』のオーナーは、裏社会で暗躍する華人のボス。彼から頼まれたのは、なんとアフリカでの月餅の行商。謎の青年・王とコンビを組み、サハラ砂漠を縦断した修司を待ち受けていたのは、人身売買、紛争ダイヤ、武器取引に贋ユーロ札…不毛の大陸が生み出す“巨万の富”に群がる、タフな悪党たちだった。
著者等紹介
岡崎大五[オカザキダイゴ]
1962年、愛知県生まれ。文化学院を中退、世界約八十カ国を巡る。帰国後は、海外専門のフリー添乗員として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんまる
7
色々と旅をしている作家さん。評価が低いのだが、私はおもしろかった。有名な作家さんよりも2021/04/17
まつじん
1
うーん、添乗員シリーズは面白いんだけどなぁ。2009/09/11
茶々太郎
0
前作よりは読みやすいかな、という印象。サスペンスに不可欠なスピード感もあるし。登場人物の名前が把握しきれないのは私の個人的な事情でして(笑)。2011/08/25
tomo
0
岡崎さんの「アジアン・ルーレット」につづく長編小説。舞台はヨーロッパとアフリカ、ということで、元旅行添乗員だった岡崎さんだからこその細かいネタがあちこちちりばめられていて、旅本の文脈で読んでもとても楽しめる。おもしろくて一気に読み終えてしまい、ちょっともったいない気もした。次回作が早く読みたい。2009/08/07