内容説明
甲州の山奥から医術を学びに江戸へ向かう竜介は、非力な童貞ではあるが、淫気満々であった。偶然、大店の娘美和が破落戸に囚われている現場に遭遇したことから、淫気を巡る運が上昇する。美和の美人母八重と初めての体験をするや否や、旗本の娘で小石川療養所の若き医師東堂小夏などとも関係する。そして美和も竜介を命の恩人と崇めて熱い視線を送るのだが…。
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年、神奈川県生まれ。数々の職業を経て、二十三歳の時に官能作家としてデビュー。『おんな秘帖』で時代官能の牽引者になり、その後も次々と読者を熱くする作品を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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