出版社内容情報
個人向けリースの増大によって、消費行動や産業構造はどう変わるのか。リース業界の現在の課題と将来を大胆に展望する一冊。 従来のリース対象物件は、車、複写機、エアコンなど法人等が大量に使用する際の効率化を目的にしたものが大半でした。しかし、近年はその対象が大幅に拡大され、法人のみならず個人消費者向けリースも多様化しています。一般的な認識を大きく覆すほど変容する現代のリース。その実態が広く認識され浸透すれば、社会の仕組みや消費の構造も大きく変わるかもしれません。
このムックにおいては、最新のリース事情を紹介するとともに、主要各社の事例や現場の声を掲載します。さらに、業界勢力図やリースに関する素朴な疑問(基礎知識)まで網羅します。一方で、業界全体の取引高規模が減少傾向にあることから、リース業界の将来展望、今後の課題についても取り上げます。
リース業界の現状と変遷
PART1 拡大を続けるリースの可能性
コラム? リースって何?
1?1 輸送
1?2 オフィス
コラム? 世界で一番古いリースは?
1?3 医療・介護
コラム? リースできないものってあるの?
1?4 工場
コラム? リースのメリット
1?5 環境
コラム? リースのデメリット
1?6 第一次産業
コラム? 個人向けリースってないの?
1?7 建設
1?8 流通
PART2 リースのしくみ・リースのことば
ファイナンス・リース
オペレーティング・リース
リースの基本用語集
PART3 最新! リース業界事情
27社の特徴とは?
PART4 リース業界の新たなビジネス
リユース・リサイクル
IT
グローバル
BPO
フィンテック
地方創生
ロボット
PFI
東洋経済新報社[トウヨウケイザイシンポウシャ]
編集
目次
TOPICS 知られざる金融サービスとしての実力―変貌遂げるリース業界
1 本質は所有することではなく、使うこと―。拡大を続けるリースの可能性(こんな場所、あんなときにも使われている私たちの社会と生活を支える、リースの地図(運輸編―陸・海・空にわたって活躍する、リースの王道;オフィス編―デスクからオフィスそのものまでリースで調達していることも ほか)
リースビジネス最前線(興銀リース;東京センチュリー ほか))
2 リース用語の基礎知識つき―リースの仕組みを知ろう(ファイナンス・リースの仕組み;オペレーティング・リースの仕組み)
3 最新!リース業界事情―その特徴を紹介!!リース会社主要27社
4 BPO、地方創生、フィンテック…可能性は無限大―リース業界が切り拓く新たなフィールド(リースで培った中古機械の処分ノウハウを生かす―リユース・リサイクル;業界ならではのノウハウを生かし、業務プロセスをまとめて受託―BPO ほか)