内容説明
稀代の伝奇小説作家による、晩年の傑作時代小説を集成。長・中篇3作、短・掌篇14作、すべて全集未収録作品、紀行/評論11篇、すべて初単行本化。
著者等紹介
国枝史郎[クニエダシロウ]
1887~1943年。長野県生まれ。早稲田大学英文科中退。大正末期から昭和初期にかけての時代伝奇作家であるほか、劇作家、風俗作家、歌人でもある。ミステリー作家としては、昭和初年代、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作らが寄稿していた雑誌「探偵趣味」や、「サンデー毎日」を舞台に活躍
末國善己[スエクニヨシミ]
文芸評論家。1968年広島県生まれ。明治大学卒業、専修大学大学院博士後期課程単位取得中退。「文芸ポスト」「週刊エコノミスト」をはじめ、新聞・雑誌などに書評・評論を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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