出版社内容情報
三石巌[]
著・文・その他
内容説明
幻の名著、復刊!
目次
1 話題のインターフェロンとは―「夢の新薬」、「ノーベル賞もの」と評価される理由
2 インターフェロンの発見と研究―日・英で発見され研究すでに二十余年
3 ウイルスあってもインターフェロン―悪名高き「ウイルス」の正体とその行動
4 ビタミンCと結びつく?―メガビタミン主義の立場から大胆にアプローチ
5 インターフェロン合成への仮説―ウイルス依存でなく自前ではつくれないか?
6 ガンとインターフェロン―ガン=ウイルス説が否定された場合でも有効か?
7 ガンとビタミン―メガビタミン主義者としての体験的ビタミン有効説
著者等紹介
三石巌[ミツイシイワオ]
1901年、東京生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒。同大学院修了後、多くの大学で教鞭をとる。還暦を機に医学にも造詣を深め、「分子栄養学」を創設。科学読み物の古典『ロウソクの科学』の訳者としても有名。1997年1月、死去。その2週間前まで、雪山でのスキーを楽しんだ。担当医は「ガンなど一切なく、臓器はすべて正常でした。三石理論でガンが予防できることを、ご自身の体で証明されたのですね」と語っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bittersweet symphony
1
元は1978年の出版、当時のトレンドだったインターフェロンを前面に打ち出したタイトルでしたが、中身的にはいつものメガビタミン・アミノ酸スコアをベースにした分子栄養学が大半。三石著作に共通ですが然るべき人が今の知見で補足を加えていく必要が本当はありますね。2022/10/13
道楽モン
1
三石「分子栄養学」の一般向け書籍。いわゆる健康本に比べてハードル高いです。免疫・遺伝子・生化学の基礎知識が若干必要(とはいえ雑誌『ニュートン』や新書レベルでオッケー)ですが、読み始めたら止まらない。実証データと分子レベルの生命機能オンパレードのスリリングな展開に圧倒されます。出版が1978年なので古くはあれど、基礎的な考え方は少しも古びず。ビタミンおよびタンパク質の重要性が、これでもかと述べられます。 三石先生は物理の専門家ですが、分子栄養学の始祖として、独特の健康法を提唱。志を継ぐ医師、読者未だ多数!2022/09/21
-
- 和書
- CARGO CULT