祥伝社黄金文庫
家族が選んだ「平穏死」―看取った家族だけが知っている本当の「幸せな逝き方」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396316143
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0195

出版社内容情報



長尾 和宏[ナガオ カズヒロ]
著・文・その他

上村 悦子[ウエムラ ヨシコ]
著・文・その他

内容説明

生まれ方は選べなくても、死に方は選べます。穏やかな最期を迎えるために、胃ろうや抗がん剤はいつまで必要ですか?家族の証言の中にこそ、その答えがある。

目次

第1章 ピンピンコロリより「平穏死」(穏やかな最期を迎えるために;平穏死に必要なのは事前の準備)
第2章 医者も知らない「平穏死」(望んでも「平穏死」できない日本の現実;よく理解しておきたい延命治療としての「胃ろう」 ほか)
第3章 介護家族の証言 がん終末期のケース(抗がん剤治療をやめての在宅療養、もう無我夢中でした;家族で看取れてよかった! ほか)
第4章 介護家族の証言 認知症終末期のケース(きょうだいで支え合い、できる限り在宅介護を続けたい;紆余曲折があったから「今がいちばん幸せ」って言えるんです ほか)
第5章 介護家族の証言 認知症終末期・施設のケース(10年も待った特養での急逝、元気なまま逝ってくれたのが救いです;相性のいい特養に出会え、母は心豊かに旅立つことができました)

著者等紹介

長尾和宏[ナガオカズヒロ]
1958年、香川県善通寺市生まれ。1984年、東京医科大学卒業、大阪大学第二内科に入局。1995年、兵庫県尼崎市で開業。複数医師による365日年中無休の外来診療と24時間体制での在宅医療に従事。医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。医学博士、日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、関西国際大学客員教授

上村悦子[ウエムラヨシコ]
岡山県生まれ。コピーライターを経てフリーに。現在、『中央公論』、『婦人公論』、『コープ・ステーション』、『人権情報ネットワーク・ふらっと』などで、介護、女性、子供の問題などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろは

32
一昨年亡くなった母がまだ生きていた時、胃ろうを作るかどうか家族で話し合った事がある。苦しんでまで延命して欲しくない...という私の意見が最終的に採用されたが、本当にそれで良かったのかどうか、後々まで悩むこととなった。本書で長尾医師の考え方に触れ、あれはあれで『平穏死』への道行きだったのだなぁと、やっと納得する事ができた。まだちょっと早いかもしれないけど、私自身もリビングウィル(いのちの遺言)について、そろそろ真剣に向き合ってもいいかなぁと思えたのだった★★★★2018/07/23

こんころ

4
医療者として恥ずかしいが、この本を読んだ率直な感想は「羨ましい」。まだまだこの本の中の価値観は、私の身近な医師や患者さん、家族には全くといっていいほど通じません。少しずつ、近くなれるよう、日々努めるのみ。2013/08/05

コージー

3
★★★★☆読んではじめて「平穏死」という選択肢を知った。価値観はそれぞれだと思うが、準備する上で知っておいて損はない内容です。この本がきっかけで、エンディングノート買いました。

I love Michi

2
内容は「平穏死 10の条件」とほぼ同じ。2016/11/16

64

1
介護家族の証言、のところはうなづけた2014/10/18

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