祥伝社黄金文庫<br> 寺田寅彦の科学エッセイを読む

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祥伝社黄金文庫
寺田寅彦の科学エッセイを読む

  • 池内 了【編著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 祥伝社(2012/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396315863
  • NDC分類 404
  • Cコード C0195

出版社内容情報

寺田寅彦のエッセイの中から科学に関する35篇を集め、科学者・池内了による解説を加えたエッセイ集。

「今、なぜ寺田寅彦か」と問えば、
文化としての科学の原点を取り戻したい、
同時に科学はどのような方向へ進むべきかの指針が欲しい、
そんな気持ちが誰にもあるからではないかと思う。
大震災と原発事故を経験して、科学は本当に人間を幸福にしたのかと問いかけながら、
しかし科学と縁を切って生きることもできない。
もう一度、現代の科学を見直すためには寺田寅彦は格好の道標なのである。
(池内 了)

※本書は、『椿の花に宇宙を見る』(夏目書房、1998年刊行)における寺田寅彦のエッセイに、新たにまえがき、解説を加えたものです。

まえがき―今、なぜ寺田寅彦か
序 窮理日記
1章 事物の観察
2章 日常現象
3章 生物世界
4章 地球物理学
寺田寅彦・年譜

【著者紹介】
総合研究大学院大学理事・教授。天文学者、宇宙物理学者。1944年、兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。北海道大学助教授、国立天文台教授、大阪大学教授、名古屋大学大学院教授、早稲田大学特任教授を経て現職。専攻の宇宙物理学では「泡宇宙論」の業績を挙げる。文系と理系の分裂を嘆き、「新しい博物学」を提唱。大佛次郎賞、講談社科学出版賞の選考委員も務める。著作に『中原中也とアインシュタイン』(祥伝社黄金文庫)、池内了責任編集『寺田寅彦』(河出書房新社)、『生きのびるための科学』(晶文社)がある。

内容説明

線香花火/金米糖/身長と寿命/音の世界/透明人間/自然界の縞模様/蓑虫と蜘蛛/蜂が団子をこしらえる話/鳶と油揚/夕凪と夕風/地震雑感/神話と地球物理学…全35篇をわかりやすい解説と共に。

目次

1章 事物の観察(茶碗の湯;塵埃と光;花火 ほか)
2章 日常現象(電車の混雑について;こわいものの征服;人魂の一つの場合 ほか)
3章 生物世界(藤の実;沓掛より・草を覗く;思出草 ほか)
4章 地球物理学(凍雨と雨氷;瀬戸内海の潮と潮流;夏の小半日 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひつじねこ

5
初寺田寅彦。池内了編なので多分に読みやすいものばかりが集められたのかしらん、いまいちピンとこないものもあったものの「身長と寿命」の生体固有振動数=心拍の話や「音の世界」の曲線を音訳化の話は感心したし、日常に関する第2章は概ね良かった。日々の風景に科学知識のフィルムを重ねると随分面白く仕上がるもので、人魂の下りなんて笑ってしまう。親指の仰角2度や太陽と月の0.5度は憶えておいていつか使いたい。でも、あの計測は元の大きさか距離かのどちらかが分かっていないとどっちみち取り組みようが無いのでは…?2015/07/03

i

1
たまたま人からこの本を借り、初めて寺田寅彦という人物を知りました。とにかくものすごい観察眼。日常のちょっとしたことについて、物理学の視点も交えながら、解説したり疑問をなげかけたり。日常、自然、科学の不思議さや面白さが伝わってきます。多領域に渡る物理の専門的な記載については正直理解が追い付けないところもありましたが・・・。自分では気付かない視点での世界が垣間見れて面白かったです。2012/12/20

あんさん

0
この好奇心と観察眼。身の回りには知らないことだらけ。子供と一緒に観察したということが多く書かれていて、家庭では、さぞかし楽しいお父さんだったんだろうと感じた。2013/11/30

takataka

0
★★★★☆2020/08/02

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