祥伝社黄金文庫<br> ビッグコミック創刊物語

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祥伝社黄金文庫
ビッグコミック創刊物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396315818
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

社内で行き場のない編集者が集まる“吹き溜まり”と揶揄されていた「第二編集部」で産声をあげた『ビッグコミック』。創刊編集長の小西湧之助は、自分たちを泥底に棲む夜行性の小ナマズにたとえ、“でも、いつか世の中を揺り動かす大マナズになってやる”と誓った。「泥底」の一癖も二癖もある編集者たちは、そんな小西の号令のもと、灰皿の飛び交う編集部で熱く激論を交わしあう。その思いが白土三平、手塚治虫、石森章太郎、さいとうたかを、水木しげるら人気作家たちを惹きつけ、「子供のもの」と揶揄されていた青年コミックの市場を切り拓き、「ビッグコミック・ファミリー」と呼ばれる人気派生誌を次々に生み出していく。コミックファン、作家ファンのみならず、働く男必見の感動の物語。

目次

第1章 目指したのは大人の鑑賞にたえる読み物雑誌
第2章 編集部誕生―5人のうち3人は漫画編集未経験
第3章 編集長は自称“漫画を否定していた編集者”
第4章 5大作家が対抗心剥き出しで競い合う
第5章 平面的な伊坂芳太良から立体的な日暮修一へ
第6章 灰皿がUFOのように飛び交う編集部
第7章 青年コミック誌の戦国史
第8章 偉大なるマンネリ―変わらぬ編集スタイルで成功
第9章 悪の要素を持ったヒーロー『ゴルゴ13』

著者等紹介

滝田誠一郎[タキタセイイチロウ]
ノンフィクション作家/ジャーナリスト。1955年東京生まれ。青山学院大学法学部卒。ノンフィクション作家として各界各分野の人物を主人公にしたヒューマン・ドキュメンタリー作品を執筆。その一方でジャーナリストとして雇用問題、人事問題をテーマにした取材・執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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africo

3
ビッグコミック創刊のプロジェクトX的なものを期待していると肩透かしを食らう。初代編集長小西湧之助がアクの強いワンマン編集者であっただけに、結局は小西ヨイショ本となりかけている、のだがヨイショ本としても煮え切らない。ご高齢な事や、表に出ず黒子に徹するお考えの方らしいので、取材も難しくヨイショしきれない、というのは理解できるのだけど。当時のマンガ雑誌の状況なども、青年誌間での部数比較程度で力が入っていない。資料系として読むにもお仕事系として読むにも物足りない。なんか全体的にコレジャナイ感が漂っておりました。2012/06/30

ガミ

2
ビッグコミックに加え、その編集長の小西さんのドキュメンタリーから、彼の持つ持論が面白く、それから成る教育論が参考になりました。特に、P182の「『ビッグコミック』にはない空気をよそで一杯吸い込んで、『ビッグ』の編集部に新しい空気をどんどん吹き入れて欲しいと。」が、視野を広げることの大切さが伝わるメッセージと思えました。2012/08/09

みやぷ

2
ビッグコミックというより、編集者小西湧之助リスペクト本でした。自分が生まれる前の漫画出版事情が分かりやすかった。2012/06/20

はすみ

1
手塚を殴った編集者のエピソードは初めて知った。またその連絡を受けた小西の対応が凄かった。 しかし、手塚が死去した際の連載作品は、中断していたものを除くとビッグコミックの『グリンゴ』、『ネオ・ファウスト』『ルードヴィヒ・B』だったと記憶しているが、このラインナップは改めて氏の偉大さを表していると思う。2023/04/26

銀河パトロール隊

1
ほとんど創刊号の頃からお世話になりました。大変な苦労があったんですね。15年ほど離れていましたがひさしぶりに先程オリジナルと一緒に購入してきました。期待は裏切られませんでした。偉大なるマンネリに最大の賛辞を送ります。100年続くことも夢ではないかも。2021/08/22

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