内容説明
クレーム・トラブル急増中のいま、最強のクレーム・シューターであるヤクザに学ぶクレーム処理術であり、交渉術。仕事で、近所づきあいで、友人間で、客として使える具体的ノウハウ満載。「ヤクザに学ぶ」シリーズ最新刊。
目次
ヤクザの「掛けあい」こそ、クレーム処理の神髄
肚を括り、筋を通せば自ずと道は開く
不利な状況を一変させる交渉術
誠意は見せかたしだいで、良くも悪くもなる
事実を把握し、裏づけを取れ
驕るなかれ、弱い相手と見くびれば命取り
情報を握る者が勝つ!
クレーマー相手の話術はヤクザに学べ
何を譲り何を守るのか、相手の顔を立てろ
沈黙は金、だが雄弁も金である
思考の瞬発力!!臨機応変にい対応せよ
謝罪方法、口調で支払いは高くも安くもなる
弁護士や法律に頼るのは、ときに逆効果
クレームをうまく通すケーススタディ
著者等紹介
山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、任侠世界を舞台としたルポルタージュ、小説を精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆいまある
77
クレーム対応の技術が上がるハウトゥー本かと思ったら違った。作者の知ってるクレームにまつわるエピソード集。要は相手のペースに飲まれず強気でいけ。事前に抜かりなく情報収集しておけ。謝るときは金だけで解決しようとせず、組織のトップが気持ちよく頭下げておけ。みたいな感じだった。言うのは簡単だが、時間と労力をかけずにクレーム処理するのは大変なこと。普段からの言葉遣いがやはり大事だな。2020/07/23
トムトム
19
かっこいい!というと誤解されそうですが、一流どころの粋な返しはすごいと思います。ヤクザと口喧嘩するもんじゃありません。勝てる気がしない!イエス・ノーでしか答えられないけど、どちらを答えても問題があるような質問。シレっと話をすり替える。ブチ切れて謝らせに来た人が、話をしているうちに最終的に謝って帰っていく。なお、誰もが真似できる技ではありません。一流だからこその技です。野生動物と同じで、こちらがビビってもダメ。攻撃するそぶりを見せてもダメ。あくまでもフラットに誠意を見せる。難しいなぁ。2020/02/14
boya
3
極道本は例外なくヤクザ映画とおなじ爽快さがある、ということを再確認できる本。いわゆるコンビニ本に近いが、好きな人にはとてもおもしろいはずだ。2010/11/23
なの
2
正論と誠意があれば、やくざでも説得できる2014/07/10
ハタケシンヤ
2
掛け合いの羅列。売り言葉買い言葉を覚えよう!アイツにいってやろう!2011/04/03