内容説明
ビジネス社会にも通じる、トップとブレーンのあり方。戦国時代の名僧・高僧は、当時の第一級の学者であり、科学者でもあった。軍事技術や兵法をきわめている者もいたから、武将たちのブレーンとなる資格は十分に備えていた。本書は、そのような組み合わせ6例を分析する。
目次
序章 なぜ戦国武将は僧侶を重用したのか
第1章 足利尊氏の陰に夢窓疎石―もっとも理想的な相互補完関係
第2章 今川義元の陰に太原雪斎―智謀智略をめぐらし、なまぐさい政治にも参画
第3章 武田信玄の陰に快川紹喜―常勝軍の原動力となった「人脈力」
第4章 毛利氏の陰に安国寺恵瓊―すぐれた外交手腕と瞬時の大局的判断
第5章 徳川家康の陰に天海―人柄で信頼を得、トップの精神的支えとなる
第6章 柳生宗矩の陰に沢庵宗彭―二人三脚で新しい価値観を創出
著者等紹介
百瀬明治[モモセメイジ]
1941年、長野県生まれ。京都大学卒業。季刊「歴史と文学」編集長を経て、歴史をテーマにした執筆活動を精力的に続けている。日本史のさまざまな謎を解き明かす端正な文章が、読者の熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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