祥伝社黄金文庫
名将の陰に名僧あり―戦国時代を生き抜いた知恵と戦略

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396313982
  • NDC分類 281
  • Cコード C0121

内容説明

ビジネス社会にも通じる、トップとブレーンのあり方。戦国時代の名僧・高僧は、当時の第一級の学者であり、科学者でもあった。軍事技術や兵法をきわめている者もいたから、武将たちのブレーンとなる資格は十分に備えていた。本書は、そのような組み合わせ6例を分析する。

目次

序章 なぜ戦国武将は僧侶を重用したのか
第1章 足利尊氏の陰に夢窓疎石―もっとも理想的な相互補完関係
第2章 今川義元の陰に太原雪斎―智謀智略をめぐらし、なまぐさい政治にも参画
第3章 武田信玄の陰に快川紹喜―常勝軍の原動力となった「人脈力」
第4章 毛利氏の陰に安国寺恵瓊―すぐれた外交手腕と瞬時の大局的判断
第5章 徳川家康の陰に天海―人柄で信頼を得、トップの精神的支えとなる
第6章 柳生宗矩の陰に沢庵宗彭―二人三脚で新しい価値観を創出

著者等紹介

百瀬明治[モモセメイジ]
1941年、長野県生まれ。京都大学卒業。季刊「歴史と文学」編集長を経て、歴史をテーマにした執筆活動を精力的に続けている。日本史のさまざまな謎を解き明かす端正な文章が、読者の熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ohmi_jin

1
名前の通り武将と僧侶の関わりについて。ただし、著者が仏教関係の人のため、戦国時代に付いての記述は甘い。2014/11/26

1
天海という人は不思議なもので、黒幕と言われながらもほとんど悪評を聞かない。こういう僧侶が、権力者の精神面をサポートできるのだろうと思った。2011/05/16

maito/まいと

1
足利尊氏や今川義元などを題材に、武将と僧との関わり合いを描いた、ちょっと異色な1冊。精神的なもの・思想的要素が多いため、ちょっと理屈っぽい部分はあるものの、武将達の心の葛藤や孤独・不安というものに対して、実は心の師たる存在が求められていた、という確かな流れを知るにはうってつけ。武将も人なのだ、という当たり前の事実を改めて感じた。2009/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/490481
  • ご注意事項

最近チェックした商品