目次
1章 小さなものを大事にすると、生きているのが楽しくなる(思いのこもった手紙を戴くと生き甲斐を感じる;美しい記念切手を買うと、感謝の手紙を書きたくなる ほか)
2章 長い物差しを持っていると、肩の荷が軽くなる(父の死で「夕には白骨となれる身なり」を知らされた;「もういいよ」と別所毅彦さんは永遠の眠りにつかれた ほか)
3章 人をほめればほめるほど、こちらも幸せになってくる(ポットのお茶には淹れてくれた人の思いがある;我流でいい。自分でお茶を点てて客をもてなそう ほか)
4章 恋情があると、いつまでも気を若くしていられる(名優・志村喬さんとのたった一度の出会い;「墓石に布団は着せられない」という言葉のひびき ほか)
5章 夫婦も子供も「二心二体」と思えば、暮らしが安らかになる(夫婦は「一心同体」ではなく、「二心二体」である;「平和な夫婦ほどむずかしい努力をしあっている」 ほか)
著者等紹介
松永伍一[マツナガゴイチ]
詩人・エッセイスト。1930年、福岡県生まれ。57年に上京し、文筆生活に入る。『日本の子守唄』『底辺の美学』など独自の視点から、日本の民衆文化を語り続けてきた。70年、『日本農民詩史』(全5巻)により毎日出版文化賞特別賞受賞
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