内容説明
『道元の読み方』『良寛の読み方』に続くシリーズ第3弾。
目次
白隠禅師と出会う―迫りくる老死へのおそれ、そして「呼吸法」
富士の麓に生まれて―白隠が生まれた風土の原風景
白隠を打ちのめした正受老人―厳しい修行と悟り、ついに白隠、病に倒れる
『夜船閑話』の内観法―江戸時代からの隠れたベストセラー『夜船閑話』
龍沢寺の秋の一日―白隠の書画から迫ってくる異様な魅力
私の不思議な体験をたずねて―現代の白幽仙人・石井幸山師
不老長寿の秘術を求めて―丹田呼吸法の聖典・『夜船閑話』のエッセンス
秘法中の秘法『軟酥の法』―「真人は踵で息をする」
私の白幽子探索の旅―はたして白幽子はフィクションか
恨みつらみが天を飛んでゆく―名僧・白隠を生んだ正受老人の教訓
白隠の禅と現代
著者等紹介
栗田勇[クリタイサム]
昭和4年、東京生まれ。東大仏文科卒。象徴詩人、ロートレアモンを日本で初めて完訳。以来、芸術・宗教・思想などの幅広い分野で活躍。古今東西の文献と自らの足で確かめた評論は他の追随を許さない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 沖仲仕が医師になって