内容説明
現場に残された「蒼い月」という文字、横たわる死体―。十八歳のフリーター三ヶ尻由衣が自宅で強姦、刺殺された。特殊捜査班が事件解決に乗り出すが、犯行は重ねられる。警察はあの波田煌子の協力を仰ぐことに。彼女は七つの猟奇事件を解決した名プロファイラー、のはずが、言動がなんだかちぐはぐで…。警察の不安をよそに、煌子は心理学者・主計龍太朗の挑戦まで受けてしまう。果たして推理対決の行方は?「蒼い月」に込められた犯人のメッセージとは?煌子の衝撃の過去が明かされる人気シリーズ完結編。
著者等紹介
鯨統一郎[クジラトウイチロウ]
1998年ミステリー界の話題をさらった『邪馬台国はどこですか?』で衝撃デビュー。以来、文学、民俗学等を題材にした作品を多数発表し、奇抜なアイディア、ユーモア溢れる推理や語り口で読者の支持を得る。現在「小説NON」(祥伝社刊)で空海の伝説をモチーフにした短編を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
19
なみだシリーズ第4弾。最終巻ということで今までの登場人物がたくさん。内容は七尾与史っぽい…とちょっと思ったけどこっちが先やね。犯人はわかりやすいけど、そこにちゃんと辿り着く波田はやっぱすごい。江古田再読しようかな。2017/08/26
TheWho
15
「サイコセラピスト探偵シリーズ」の第4弾。メンタルクリニックから警視庁のプロファイラー、学習塾と転職を繰り返す伝説のセラピストと呼ばれた波田煌子に隠された過去が解き明かされるシリーズ初の長編で、シリーズ特有の爆笑推理物語とは違い、シリアスなミステリー。物語は、狂気と偏執狂的なサイコキラーが、若い女性達を陵辱の挙句殺戮する映画「羊たちの沈黙」を彷彿させる。そして主人公波田煌子の過去と絡んで物語は驚愕な真相へと展開していく。とにかく本格ミステリーとして引き込まれる内容で、江古田へと続く一冊です。2018/07/18
チェブ
13
なみだシリーズ完結編。シリーズ全部読んでると思うんだけど(うろ覚え)、なんか強引なまとめ方だなぁ。最初から読み返せば新たな発見があるのかもしれませんが、もうちょっと丁寧に過去作と絡めてほしかったなぁと思います。2015/08/29
みこと
12
シリーズ最終巻だというのに1日で読んでしまった。もっと大事に読めばよかった。シリーズ1作目からトリックや犯人像なんかはちょっと乱暴というか強引なフシがあったけど波田先生他個性的なキャラに惹かれて大好きになったシリーズだけに終わってしまうのが残念。続き、出ないのかな。事件が解決するたびにおいしいお茶を飲んでまったりするシーンが好きです。今回は長編だけにあまりそういうシーンはなかったけど。朝倉めぐみさんのイラストもイメージにあっていて好きでした。続編、ホントに出てほしい!2014/07/05
LUNE MER
9
ついにシリーズ完結。鯨ユニバース(本格ミステリーパート)のキャラが溢れるように出てきて大円団?という締めくくり。まとめ方、やっちゃいましたね。新・世界の七不思議のときと同じ風呂敷の包み方。いいさ、そこまで含めて包み込んじゃうくらい鯨統一郎先生が好きさ♫煌子、好きだー2019/09/19
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