角川新書<br> 俳句劇的添削術

電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川新書
俳句劇的添削術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040824376
  • NDC分類 911.307
  • Cコード C0292

出版社内容情報



井上 弘美[イノウエ ヒロミ]
著・文・その他

内容説明

俳句は愉しく、しかも奥深い。実作を重ねると迷いが生まれ、マンネリに陥り、上達への道のりが遠く思えてくる。「どうしたらより良い句になるか」「一句の情景が定まらない」「句会で点が入らない」…実作者の苦悩を述べた推敲過程をもとに、プロの発想力と技術で添削、初級者からベテランの句までも劇的に変わる!一音一語を無駄にせず、「ことばの力」を最大限にどう引き出すか。添削から学ぶ、目からウロコの俳句上達法。

目次

1 俳句表現の基本をおさえる(平明に表現する;「切れ」を設ける;題材を描写する ほか)
2 俳句表現のテクニックを試してみる(実感を捉える;具体的に捉える;追悼句は形より真情 ほか)
3 俳句表現の可能性をさぐる(季語に心情を託す;取り合わせを一物に;立体感を出す ほか)

著者等紹介

井上弘美[イノウエヒロミ]
俳人。1953年、京都市生まれ。「汀」主宰、「泉」同人。俳人協会評議員。元武蔵野大学特任教授。2019・2022年度「NHK俳句」選者、朝日新聞京都俳壇選者。句集に『風の事典』(牧羊社)、『あをぞら』(第26回俳人協会新人賞/富士見書房)、『汀』(角川SSコミュニケーションズ)、『夜須礼』(第10回星野立子賞・第14回小野市詩歌文学賞/KADOKAWA)、著書に『俳句上達9つのコツ』(NHK出版)、『季語になった京都千年の歳時』(KADOKAWA、『読む力』(第35回俳人協会評論賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さやか

0
とにかく勉強になった!2024/06/26

せき

0
推敲の大切さがよくわかった。拙速に見切りをつけず、考え続けることが重要。2023/11/17

青木

0
己から遠いものを読むシリーズ。 存在は身近だが、内容をよく知らない俳句の世界に入ってみる。一般読者が思いついた瞬間の原句があり、推敲を重ねて成句となる。著者が更にそれを推敲し、様々な方向性を提案するという構成。原句を詠み、何かが引っかかり、辞書をめくって言葉を付け替える。でもやはりおかしいので、今度は視座を変える。すると詠んだものの別の表情が浮かび上がってくる、という発見のカタルシスを追体験できる、面白い一冊。観察力は人生を豊かにしそう。2022/11/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19957756
  • ご注意事項

最近チェックした商品