内容説明
日本有数の韓国製覚醒剤の密輸港・伊浜島に暴力団垣内組系三木組が進出した。狙いは、地元の武闘派暴力団陣野組が掌握する麻薬密輸ルートである。陣野組は直ちに警戒を強化するが、垣内組の暗躍により、やがて韓国麻薬組織から取引き停止を通告され、重要な資金源を失う危機に陥った。かくて、小さな港町は巨額のブラック・マネーをめぐり、二大暴力団による大抗争が勃発せんとしていた。一方、警視庁から非合法に全国の暴力組織壊滅の依頼を受けた元刑事・岡崎竜一は、麻薬組織の一員を装い現地へ潜入した…。果たして密輸ルート争奪戦の結末は?岡崎の運命は?暴力団抗争の裏面を精緻なまでのリアルさで描く“極道狩り”シリーズ迫力の第三弾。