祥伝社新書<br> 神社が語る関東の古代氏族

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神社が語る関東の古代氏族

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396115661
  • NDC分類 213
  • Cコード C0221

内容説明

東国は藤原氏が支配する政権によって「蛮地」とされ、蔑まれていく。しかし、東が西に比べて未開だったことは一度もない。関東の歴史は、豊かな縄文時代、巨大古墳を造営した時代から、強い武家を輩出し、ついに藤原氏独裁を転覆する時代まで、連綿とつながっているのである。本書は、古墳や出土物だけが注目されてきた関東の古代を、神社伝承やその奉斎氏族の歴史などからたどる。すると上毛野氏や渡来系氏族だけでなく、中央でも活躍した物部氏や蘇我氏、忌部氏、多氏、出雲系氏族などの足跡が浮かび上がってきた。

目次

序章 つくられた「西高東低」の史観(坂東、山東、関東;豊かな縄文王国 ほか)
第1章 ヤマトタケル伝説と海人族の足跡(つくられた四道将軍の派遣伝承;平定した東で崇拝されるヤマトタケル ほか)
第2章 北関東の雄、上毛野氏は本当に天皇の子孫か(上毛野と下毛野;トヨキイリヒコの子孫たち ほか)
第3章 点在する出雲系神社の謎(武蔵国造は出雲系;なぜ関東の国造になった? ほか)
第4章 改竄された古社の由緒(土着の民を野蛮視する『常陸国風土記』;香取・鹿島は戦略的拠点 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県生まれ。歴史作家。日本古代史を中心にユニークな視点から執筆活動を続けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

18
関東を使役して蝦夷征伐を行ったあとはフロンティアがなくなり、無法地帯が出現し、武士が発生 九州でも南部はそうだった?2019/04/25

冬木楼 fuyukirou

13
「古代史は近畿から西で展開されたと信じられている」、…えっ、違うんですか? 縄文時代の関東から書き起こし、古墳時代、ヤマトタケルの伝説と神社、上野国・下野国ときて我が常陸国(茨城県)も。718年に編纂された「延喜式」に「神宮」と称されたのは、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3社だけだそうで鹿島と香取は関東にある。当時の茨城は海進で現在より陸が少なかった。最後に隣町の大洗磯前神社が出てきて、こんな身近に古代ロマンがあった!とビックリ。本書記載の安房神社、氷川神社、走水神社、寒川神社、等々、神社巡りに行きたい。2021/06/29

キミ兄

4
結構しっかり読み込まないと内容が頭に入ってこないのは、仏教と違って神道になじみが無いせいだろう。知らなかったことばかりで実に面白い。仏教伝来までは神道が日本を牛耳っていたのだから神道を知らないと古代の日本は理解できないよな。もう一回読もう。☆☆☆☆。2020/04/03

H M

1
関東古代氏族から古代史から中世の出発点までの流れがよく分かりました。 2022/04/03

crvmain

1
当たり前のことかもしれないが、古代史はヤマトを語ることがほとんどであり、古代関東の歴史をわかり易くまとめてくれた本はありがたい。 特に武藏・上毛野の重要性に触れており両地域の巨大前方後円墳の存在に一定の解明を与えてくれたように感じた。 利根川を挟んだ武藏と下総で明らかに神社の系統が「ことなることにも大きな示唆を与えてくれた。 瀬戸大也選手が小年時に出場したことでも知られる流鏑馬で有名な出雲伊波比神社についての項にはトリビアを感じた。2020/01/16

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