祥伝社新書<br> 国家の盛衰―3000年の歴史に学ぶ

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国家の盛衰―3000年の歴史に学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396113797
  • NDC分類 209
  • Cコード C0222

内容説明

人類が国家という装置を作ってから、数々の興亡が繰り返されてきた。そして、多くの国や地域を従えた覇権国家が生まれた。それらの国々はどのようにして興隆したのか、その力の源泉は何か、そして、何ゆえ衰退あるいは滅亡したのか―これらの問いに、文明・歴史の通暁するふたりの学者が挑んだ。国内外に難問が山積する、現在の日本。日本はこのまま衰退するのか。そして、われわれ日本人は何をすべきか。本書では、蓄積された歴史から導き出された「解」を提供する。

目次

序章 国家繁栄と覇権の条件
第1章 ローマ―世界帝国の典型
第2章 スペイン、オランダ―海上覇権と貿易
第3章 イギリス―工業技術による産業立国
第4章 アメリカ―実験国家、人工国家の活力
第5章 中国―覇権国家になりうるか
第6章 日本―これから歩むべき道

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。1930年生まれ。上智大学文学部、同大学院修士課程修了後、ミュンスター大学へ留学。同大学より哲学博士号、名誉哲学博士号を授与される。オックスフォード大学研究生を経て、上智大学教授。専門の英語学・言語学のほか、文明・歴史批評においても幅広い活動を展開する

本村凌二[モトムラリョウジ]
早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

29
私が手にしたのは既に4刷。売れているようだが図書館より。有為転変は世の習い。王朝変遷もそんなイメージか。ローマ市民は、4美徳として遵法精神、権威尊重、戦時の犠牲精神、宗教への経験さを持っていた。徳が高揚する時、国家や社会は興隆する(58頁)。渡辺名誉教授は、繁栄下の格差拡大で、大英帝国が繁栄するも、国内では極端な格差が露呈。資本家は金もうけに走り、貧しい人はますます困窮に(165頁)。現代日本そのものか。世界恐慌を深刻化させたスムート・ホーリー法(202頁~)。2015/01/12

mazda

26
アメリカは、すでに衰退が始まっているという見方をしていて、時期としてはベトナム戦争後、ニクソンショック後ということのようです。国家のプレゼンスは、過去も現在も軍事力と経済力の両輪があって成り立つもので、正義があるとするならばこの2つの力を持ったものが正義、ということでしょう。日本は極東の島国だったので侵略の危機はそれほどなかったのであまり感じませんが、スイスのように右から左、左から右と敵が行ったり来たりするような国では、自分で自分を守るために永世中立を誓い、徴兵制を敷いて軍事力を磨くのだと思います。2019/03/09

TheWho

19
昨年逝去した巨匠渡部昇一と東京大学名誉教授でローマ史が専門の歴史学本村凌二の両論客が、歴史上多くの国や地域を超えた覇権国家が生まれ、そして衰退した事象の根源と、現代日本を取り巻く難問を紐解く対談本。まず序章で覇権国家の条件を述べ、覇権国家の典型であるローマ帝国、海上覇権と貿易で繁栄したスペインとオランダ、いち早く産業革命を成したイギリス、圧倒的な軍事力を誇る人工国家アメリカ、覇権国家を目指す中国と古代から現代迄の歴史の教訓と事象を解き明かし、これからの日本の歩むべき道を示唆する一冊です。2018/01/27

GORIRA800

11
国の繁栄にはエネルギー、そして軍事力、そして優れた精神性も必要 日本のこれからの未来、はっきりいって衰退していくばかりだと思うし衰退していく中でどう国として成り立たせていくか考えたい 2021/05/26

はふ

10
過去3000年に、地球に誕生した国家の衰退と繁栄を簡潔にまとめた本書。主にその時代の覇権国家となった国々を中心に取り扱っている。歴史を学ぶ事はとても大切なことだ。第二次世界大戦中のイギリスの首相である、ウィンストン・チャーチルも以下のように述べる。ー国家経営の秘訣はすべて歴史にある。 歴史を学ぶことは人類がこれまで辿ってきた道筋を辿ることだ。その道筋を俯瞰し客観的に考察することで、真実に近づける。2021/01/05

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