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大坂―摂津・河内・和泉

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  • サイズ B6判/ページ数 259,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642062336
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C1321

内容説明

瀬戸内海航路の窓口大阪湾と、その周辺に栄えた摂河泉。難波宮、貿易港堺、大坂築城、「天下の台所」大坂と小都市群など、先進地帯ならではの歴史を辿る。また、俳諧や能の流行、含翠堂・懐徳堂に、上方文化を探る。

目次

1 摂河泉の街道を歩く(摂河泉の地理と風土;街道と海の道・川の道)
2 摂河泉地域の形成(摂河泉の黎明;古代国家と地域社会;中世―地域社会の自立)
3 大都市圏の形成(近世―天下の台所と地域社会;近代―新たな交通体系と地域社会)
4 地域文化の交流と創出(「芸」と学びと生活;学芸拠点としての大坂とその交流;在村知識人の形成と交流)

著者等紹介

今井修平[イマイシュウヘイ]
1950年大阪府に生れる。1979年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。神戸女子大学文学部教授

村田路人[ムラタミチヒト]
1955年大阪府に生れる。1981年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。大阪大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

4
古代から近代に至るまで、都の外港であり物流のターミナルである大阪とその周囲の歴史と風土そして文化の豊かさを通覧できる好著。司馬遼太郎ですら大阪と、その周囲の文化や学術の豊かな遺産を軽視しているという編者の憤りが、終章の河内における文化人のネットワークを描きだしそれが明治の近代化への胎動となった事を大筆している事に大阪人の大阪知らずを露出させており、哀しく思った。2018/02/02

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