内容説明
法の根本問題についての基礎的理論をダイナミックに分かりやすく解説。法システム・裁判制度・正義論・法的思考など全分野を網羅。裁判官や弁護士などの全ての法律家必携の1冊。
目次
法理学の学問的性質と役割
第1編 法動態へのアプローチ(法への視座;法システムの機能と構造;法の三類型モデル)
第2編 法システムの基本的特質(自然法論と法実証主義;法と道徳;法と規制)
第3編 法の基本的な概念と制度(権利と人権;犯罪と刑罰;裁判の制度的特質と機能)
第4編 法の目的と正義論(法と正義;実践的議論と対話的合理性;現代正義論の展開)
第5編 法的思考と法律学(裁判過程と法の適用;戦後の法解釈理論の展開;法的思考・法的議論・法律学;法的正当化の基本構造)
著者等紹介
田中成明[タナカシゲアキ]
1942年兵庫県三田市に生まれる。1964年京都大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科教授、関西学院大学大学院司法研究科教授などを経て、京都大学名誉教授、(財)国際高等研究所副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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