内容説明
「希少価値」、「天然素材」、「高級食材」といったキャッチフレーズに私たちは弱く、それほど魅力を感じていないのに、ついつい買ってしまった経験は、誰にもあるはず。はたして、それは「なぜ?」なのか。長年、客が「なぜその商品を選んだのか」をリサーチし、調査と研究を重ねてきた著者が、豊富な実例を基に、買い物行動のメカニズムを脳科学の知見から解き明かす。
目次
第1章 買い物を巡る物語のはじまり(「賢い消費者」の幻影;ブランドの正体)
第2章 数字は甘~くささやく(価格のマジック;選択のジレンマ)
第3章 「希少=価値」「自然=純粋」の法則(希少性のトリック;自然のパワー)
第4章 買い物行動はどう変わる(高齢者の買い物行動;なぜ、それを買うのですか?)
著者等紹介
加藤直美[カトウナオミ]
愛知県生まれ。法政大学法学部卒。経営コンサルタント会社を経て、1989年に流通業界のサポート会社「トレードワーク」を結成し、マーケットリサーチに基づくメーカーや小売業のマーケティング・サポートを行う。1991年から消費生活コンサルタントとして活躍している。流通業界に精通する立場から流通専門誌などに多く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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