祥伝社新書
沖縄を狙う中国の野心―日本の海が侵される

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110604
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0220

内容説明

一発の銃声も撃たず、一人の国民も傷つけないで国土を広げるのが、海からの侵略だ。中東に匹敵するといわれる豊かな東シナ海の石油資源を求めて、中国は日本の海域を年々侵しつづけている。海については、中国は国境という考え方が希薄で、このままでは日本固有の海が中国に飲み込まれるのは時間の問題だ。いまや沖縄の周辺海域にも中国は触手を伸ばし、沖縄が中国の海の中に孤立するのも避けられないかもしれない。なぜ、このような野蛮で無法な領土侵犯がまかり通っているのか。そこには、覇権国家・中国の絶ゆまぬ版図拡大と資源争奪の野心が見え隠れしている。日本人の気づかぬうちに着々と進行する「海の侵略」の実態を明かす。

目次

第1章 日本近海を中国は飲み込もうとしている
第2章 東シナ海はなぜ狙われるのか
第3章 東シナ海問題の“核心”尖閣諸島
第4章 なぜ、中国は「尖閣」を自分のものと言うのか
第5章 全世界の華人に広まった「釣魚島を守れ」の運動
第6章 中国の海洋進出と領土的野心を暴く
第7章 日本の海は韓国もロシアも狙っている
第8章 起こりうるシナリオと日本の対応

著者等紹介

日暮高則[ヒグラシタカノリ]
1949年、千葉県生まれ。アジア・ジャーナリスト。東京外国語大学中国語科を卒業後、時事通信社に入り、北京特派員、香港特派員、ソウル・台北移動特派員を歴任後、東京外大、千葉商大などで現代中国論の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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