出版社内容情報
アインシュタイン、ダ・ヴィンチ、ガリレオ、ニュートン・・・天才科学者たちの「思考実験」(シミュレーション)に挑戦する! 天才の頭の中を覗いてみよう!
《内容の一部》
●世界でもっとも有名な「思考実験」とは
●ガリレオが作った最初の「慣性の法則」
●ダ・ヴィンチが追い求めた夢
●アインシュタイン、十六歳の空想
●宇宙船では、時間がゆっくり進む
●重力は空間のゆがみだった
●双子のパラドックスを解く
●鉄は熱くなると、なぜ色が変わるのか
●浦島太郎、26光年の宇宙旅行
内容説明
天才科学者の頭脳を解剖する。浦島太郎が年をとらない謎は、アインシュタインの理論で解明できる。本書のテーマはアインシュタインが好んで行なった「思考実験」である。思考実験とは、実際に現物を使って行なうのではなく「思考上で実験する」ことである。いわば、頭のなかでの「シミュレーション実験」である。本書は、天才科学者たちの思考実験を数多く取り上げ、彼らの頭のなかを解剖しようと試みるものである。掲載したものは、考察するのに特別な知識が必要でないものばかりを選んだので、科学者の思考を追体験し楽しんでもらいたい。
目次
1 天才科学者たちの思考実験(マクスウェルの悪魔;世界でもっとも有名な思考実験 ほか)
2 光速度一定の原理から見えてきた世界―特殊相対性理論をめぐる思考実験(アインシュタイン、16歳の空想;エーテルよ、いずこに ほか)
3 時空がどんどんゆがんでいく―一般相対性理論をめぐる思考実験(特殊相対性理論を超える相対性理論;「質量」には2つの種類があった ほか)
4 量子力学は不完全だ!―量子力学をめぐる思考実験(アインシュタインと量子力学;鉄は熱くなるとなぜ色が変化するか ほか)
著者等紹介
山下芳樹[ヤマシタヨシキ]
1953年、滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高校教諭、弘前大学教授を経て、現在、広島大学大学院教育学研究科教授。理学博士
白石拓[シライシタク]
1959年、愛媛県生まれ。京都大学工学部卒。科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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