内容説明
屋根と空間が絡み合う、住まいの新しいダイナミズム。「屋根」がつくり出す空間構成や、そこに生じる活動、それらを支えるディテールや構法など、「屋根」を切り口に近年の36の住宅を読み解いていく。
目次
包み込んだ「屋根の中」で
屋根の下に「外」を引き寄せて
屋根と室との隙間で
屋根の上に居場所を設けて
二つの屋根を連ねて
光を導く屋根のかたち
暮らしとまちをつなぐ軒下
屋根を通り抜けること
屋根がない!?
屋根の下に「ミセ」を構えて
リノベーションの屋根
ひとを招く下屋
著者等紹介
大塚篤[オオツカアツシ]
1971年東京都生まれ。1996年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了、2006年同大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程満期退学。設計事務所、工学院大学専門学校専任講師を経て、工学院大学建築学部建築系学科実習指導教員。博士(工学)、一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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