内容説明
藤江和子の発想とデザインプロセスを、5つの物語と150の図面で読み解く。全33作品を収録。家具が生み出す、本と人のしあわせなかたち。
目次
1 みんなの森ぎふメディアコスモス(2015)空間の引力を高める。
2 台湾大学社会科学院辜振甫先生紀念図書館(2014)渦を巻くような流れをつくる。
3 真壁伝承館(2011)街と人をつなぐ。
4 多摩美術大学図書館(2007)連続するアーチをゆるやかに通り抜ける。
5 茅野市民館(2005)いつでもだれでも自由に使える。
図面で読み解く本の空間
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moca
21
こういったところだからこそ、利用者にとっては堅苦しそうな図書館よりも居心地良さそうな環境の図書館を印象に残っているし、そもそも、こういうところを求めているわけだ。2021/08/19
Moca
18
これはある意味、素晴らしいと思う。 図書館のインテリア家具のデザインがどの図書館でも真似ができないような、利用者に居心地よく工夫して建設しているのが、素晴らしいである。 ユニークなソファや書庫(本棚)は半端ない! 是非、こういった図書館に行ってみたいと思った。 湾曲に曲がった書庫(本棚)はどの本棚にもあるはずがない。 しかも、ソファと椅子のようなものは色んなデザインで老若男女誰でも使えるようにしている。 こういうところが、図書館館内の理想的な図書館のイメージである。
桃果
3
No.53 ★★★ 大人の図書館っていうビールのみながらゆったり寛げて本が読める空間が欲しいなー。2017/04/30
あちこ
3
わたし用に借りた本。いつから図書館という建物は、美を備えるようになったのだろうか?ただ本があるだけの図書館には、人は集まらないということなのかな。確かに座り心地のいい椅子があれば長居をしてしまうのだけどね。2017/04/16
あひる
3
空間って大事。どんどんおしゃれな図書館が増えていきますが、うちの図書館はどうなの。2017/01/26