内容説明
巨匠たちは何を思い、名作を生み出したのか?これは椅子から椅子へ、人から人へつながる「椅子物語」。充実した資料と、体験的エッセイで綴る椅子大全。
目次
近代デザインの原点としてシェーカーの椅子
ミヒャエル・トーネットの14番の椅子
ロッキングチェアの代表としてミヒャエル・トーネットのロッキングチェア
アウグスト・トーネットのウィーンチェア6009番
チャールズ・レニー・マッキントッシュのハイバックチェア
オットー・ワーグナーの郵便貯金局のスツール
ヘリット・トーマス・リートフェルトの赤と青の椅子とジグザグチェア
マルセル・ブロイヤーのワシリーチェア
ミース・ファン・デル・ローエのキャンティレバーの椅子、MRチェアとブルーノチェア
ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの背が自由に動く椅子「LC1」と傾きが連続的に変わる寝椅子「LC4」〔ほか〕
著者等紹介
山内陸平[ヤマウチリクヘイ]
1939年大阪府に生まれる。1961年京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。同時に株式会社高島屋設計部に入社。1965年イリノイ工科大学大学院(デザイン専攻)で学び課程修了後、ジョージ・ネルソン事務所でハーマンミラー社のプロジェクトチームに参加。1967年日本万国博覧会協会、高島屋設計部を経て、1976年京都工芸繊維大学助教授。1983~2003年同大学教授。現在、京都工芸繊維大学名誉教授、リーズデザイン研究所主宰。建築からインテリア、鉄道車両や家具など幅広くデザイン活動をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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