出版社内容情報
耐力壁の位置等,図面から読み取れる数値を,計算式に記入し順を追って計算していくことで,2×4住宅の構造計算ができる。
内容説明
確認申請に利用できるやさしい構造設計入門。本書で計算された計算書は、確認申請時の図書として利用できます。計算書の記入欄に数値を記入することで計算ができ、構造の安全性を証明できます。設計者、工務店等だれでも簡易に構造計算ができます。
目次
第1章 木材と木造建築物の特質(「三つの方向による木材の異なる性質」とは;「膨潤、収縮」とは ほか)
第2章 2×4 3階建て記入式構造計算書および解説(2×4 3階建ての設計条件;数値記入による構造計算方式)
第3章 2×4 3階建て構造計算の記入例(2×4 3階建ての設計記入例;数値記入による構造計算例)
第4章 曲げ部材のスパン表(曲げ部材のスパンと負担幅;床組のスパン表/住宅 ほか)
構造計算をするために必要な資料
著者等紹介
鈴木雄司[スズキユウジ]
1948年福島県に生まれる。1974年明治大学工学部建築学科卒業。一般構造、木質構造に進む。1979年鈴木雄司設計工房を設立。1978年イラク国土木省顧問構造家となり、バグダッド国際空間を設計。木材のサイクル植林は無限の資源であり、建築物の素材としての利用に興味を持つ。また無限のエネルギーの活用として、木材に注目する。1980年本格的に木造建築物、木質構造建築物の構造設計に進む。1989年木構造研究所を設立し、現在に至る。日本大学講師(木質構法)。現在、木材がらみの構造物(建築物、工作物)の構造計画、設計に当たっている。丸太組基準告示制定時に、1987年、1988年、1990年版の基準および同解説の作成委員。新3階建て木造住宅簡易構造設計基準の作成委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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