内容説明
建築家である著者自らが実際に触れた古今東西100の名建築・話題に建築について、それぞれにまつわる興味深いエピソードなども織り混ぜながら、それらのデザインの意味などを楽しく読み解いてゆく。
目次
ウォーリーを探せ―東京都新庁舎
立体百科図鑑―日光東照宮
自動車王の記念碑―クライスラービル
二十世紀のさざえ堂―ソニービル
教授たちのガンダム―東京工業大学百年記念館
情熱の老僧―東大寺南大門
渦巻き迷路―国立西洋美術館
復元された幻の名作―バルセロナ・パヴィリオン
トレンディドラマの舞台―中目黒Tビル
渋いバロック―桂離宮〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だ~しな
4
建築的に凄い建物とは一体どういうものか、気になって手に取った本。設計を手がけておられた先生の書かれている本であるため、環境やコンセプトを方向づける設計はその柔軟さ、ある種の自由奔放さが必要であるのだろうと読んで感じていた。一方で建築の技法的な意味合いでの大変さは1件ごとのページ数の割かれ方の少なさもあり少々見出しづらい。 新しい建物と同じように古い建物も盛んに取り上げており、昔の人々がどのような建物の建て方をしていたかが分かるのは、歴史好きとして為になった。文章が少々癖があると感じるたが、自分の気のせいか2016/07/25
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