内容説明
「建築家」から「建築師」へ、「住宅」から「住宅=町づくり」へ、「建築家」って何なんだ。住宅=まちづくりに対する「建築家」の役割は何だろう?1つの家づくりを通してまちづくりを行い、まちづくりを通して家づくりを行う。それこそが、建築家の役割なのではないだろうか?そうしたネットワークを軽やかに復活させることに全力をそそぎ、住宅=まちづくりの論理と実践がこの本の中に詰まっている。
目次
第1章 建築家とこれからの住宅設計
第2章 住宅=町づくり戦線の論理
第3章 町づくりと建築〈師〉
第4章 地域の木造住宅研究と町研究
第5章 地域ビルダーの部品化木造住宅
第6章 2つの地域型住宅の試み
第7章 町と職人と部品
第8章 地域住宅工房のネットワーク