出版社内容情報
歌人、劇作家、詩人など、短詩型文学の鬼才寺山修司。
没して 38年、今も多くのクリエイターや、若者たちに影響を与え続けている寺山の全容を、齋藤愼爾氏編集により現す！
寺山修司の短歌・俳句や「月光仮面」「青い山脈」などの作品！
鶴見俊輔、山田太一らの追悼文！
岡本太郎、金子兜太、三島由紀夫、吉本隆明らとの貴重な対談！
中井英夫、塚本邦雄らによる寺山修司論！
充実の内容！
目次
望郷のポエジー―寺山修司アーカイブ１（寺山修司の一〇〇首（俵万智選）
寺山修司の一〇〇句（三橋敏雄選） ほか）
寺山修司の思い出―追悼文選（われに五月を；水晶仏と薔薇（中井英夫）
満月の帆（塚本邦雄） ほか）
流行歌の思想―寺山修司アーカイブ２（歌謡曲―あの日の船はもう来ない；ああ歌謡曲！（寺山修司）
流行歌にみる大衆思想―アカシアの雨にうたれて（多田道太郎・森秀人・寺山修司） ほか）
“歌”の原郷へ―寺山修司論（寺山修司論（岸上大作）
つらつら椿つらつらに（塚本邦雄） ほか）
対談＆鼎談セレクション―寺山修司アーカイブ３（現代の前衛とはなにか（岡本太郎・金子兜太・寺山修司）
エロスは抵抗の拠点になり得るか（三島由紀夫・寺山修司） ほか）
著者等紹介
白石征［シライシセイ］
１９３９年生。編集者、劇作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nao1
8
対談や鼎談。寺山修司と岡本太郎と金子兜太の鼎談というおそろしいものがあったんですね。闘いでした。前衛がテーマだからよけいに何の話をしているのか難解でした。寺山修司は金子光春など、先輩にはとても丁寧で安心して読めました。とにかく人をけむに巻くようなところがあるので、作品は嘘ばっかりだし、対談もどこまでほんとのことを言っているかわからないけど魅力的。2024/06/29
