内容説明
自選句集『草木塔』を中心にその背景、表現方法など創作の軌跡を解説。放浪の俳人種田山頭火の魅力に迫る。
目次
漂泊流転
再びの行乞
雑草の其中庵
旅と草庵
銃後の市井人
終焉の松山
出家以前
著者等紹介
村上護［ムラカミマモル］
昭和１６年（１９４１）、愛媛県大洲市生まれ。作家。評論家。山頭火に関する著作、中原中也、坂口安吾、尾崎放哉、能海寛、夭折の俳人などの人物伝ほか、著書多数。現在、毎日一句を解説する俳句コラムを北海道新聞、信濃毎日新聞、愛媛新聞など十五紙に連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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元気伊勢子
3
山頭火がこんなに苦労人だったとは！不謹慎なことを言わせてもらうと、何て豊かな暮らしをしているのだろうと思った。四季の営みや、虫や鳥を見ながら暮らすなんて羨ましすぎる！2020/11/22
Ryota Kondo
0
炎天では汗をかき、雨の中は濡れるに任せ、夜が来れば月をみる。終始漂う一人の寂しさも、歩くことで消化していくことは出来ず。この人、生きがたいなぁ。2012/07/23
