出版社内容情報
奢侈、見栄、スタイルへの配慮などに示される消費の本質を、自己顕示、社会
的承認の獲得、優越性へのあくなき欲望などの「非合理的な」人間本性のなかに見
出し、18世紀から現代にいたる顕示的消費論の丹念な跡付けを通じて、新古典派経
済学による消費分析の限界を提示した好著。
目次:
序/第1章 新しき消費社会/第2章 ジョン・レーの奢侈的消費論/第3章 一九
世紀における経済学の潮流と奢侈的消費論/第4章 顕示的消費行動に対する新古典
派的見解/第5章 ソースティン・ヴェブレンと金ピカ時代/第6章 変化への抵抗
/第7章 需要の再考/第8章 消費理論と豊かさの経済学/第9章 新しい消費理
論に向けて/第10章 展望
内容説明
奢侈、見栄、スタイルへの配慮などに示される消費の本質を、自己顕示、社会的承認の獲得、優越性へのあくなき欲望など「非合理的な」人間本性のなかに見出し、新古典派経済学による消費分析の限界を提示した好著。
目次
第1章 新しき消費社会
第2章 ジョン・レーの奢侈的消費論
第3章 一九世紀における経済学の潮流と奢侈的消費論
第4章 顕示的消費行動に対する新古典派的見解
第5章 ソースティン・ヴェブレンと金ピカ時代
第6章 変化への抵抗
第7章 需要の再考―外部効果と相対所得仮説
第8章 消費理論と豊かさの経済学
第9章 新しい消費理論に向けて
第10章 展望
著者等紹介
メイソン,ロジャー[Mason,Roger]
1940年生。マンチェスター大学卒業後、シェフィールド大学を経て、現在、サルフォード大学の消費論の教授として活躍中。消費論や経済思想史の分野で数多くの論文を執筆しているほか、主な著者としてConspicuous Consumption;A Study of Exceptional Consumer Behaviour(1981)やRobert Giffen and The Giffen Paradox(1989)などがある
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