出版社内容情報
アカデミックな歴史学によるナチ支配への協力の実態をはじめて描き出すととも
に、戦後一大潮流をなした社会史の起源に大きな疑問符をなげかける。一握りのナ
チ・イデオローグに偏りがちだった研究状況をのり越え、歴史記述自体の政治性を
問い、強いインパクトを与えた注目の研究。
目次:
序章 権力を正当化する学問としての歴史学――1918-1945年――/第2章 敗北の
あとで――ワイマル共和国時代における現代史の諸問題と右翼弁護的傾向――/第3
章 「修正主義的」歴史家と青年運動――ケーニヒスベルクの例――/第4章 歴史、
民族および理論――『国境地域・外国在住ドイツ民族ハンドブック』――/第5章
「諸民族と青年の教師」――政治的解説者としての歴史家たち、1933-1945年/第
6章 オットー・ブルンナー――「具体的秩序」と時代の言葉/第7章 歴史学の「
西方研究」――「防衛闘争」と領土拡張攻勢のはざまで――/第8章 ハイドリヒの
大学教授――「民族強化」と大量殺戮の歴史学、ハンス・ヨアヒム・バイアーの場
合――
内容説明
戦後歴史学の起源に大きな疑問符をなげかける。アカデミックな歴史学によるナチ支配への協力の実態をはじめて描き出すとともに、歴史記述の政治性を幅広い視野から問題化して強いインパクトを与えた注目の研究。
目次
序章 権力を正当化する学問としての歴史学―1918‐1945年
第2章 敗北のあとで―ワイマル共和国時代の歴史学における現代史の諸問題と右翼弁護的傾向
第3章 「修正主義的」歴史家と青年運動―ケーニヒスベルクの例
第4章 歴史、民族および理論―『国境地域・外国在住ドイツ民族ハンドブック』
第5章 「諸民族と青年の教師」―政治的解説者としての歴史家たち、1933‐1945年
第6章 オットー・ブルンナー―「具体的秩序」と時代の言葉
第7章 歴史学の「西方研究」―「防衛闘争」と領土拡張攻勢のはざまで
第8章 ハイドリヒの大学教授―「民族強化」と大量殺戮の歴史学 ハンス・ヨアヒム・バイアーの場合
著者等紹介
シェットラー,ペーター[シェットラー,ペーター][Sch¨ottler,Peter]
1950年生/マルク・ブロック・センター(ベルリン独仏歴史研究所)主任研究員
木谷勤[キタニツトム]
現在名古屋大学名誉教授
小野清美[オノキヨミ]
現在大阪外国語大学教授
芝健介[シバケンスケ]
現在東京女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- レモン畑の吸血鬼
-
- 電子書籍
- 花よりも花の如く 7巻 花とゆめコミッ…