内容説明
“懐かしくてあたたかい、そしてどこかものさびしい”雨情は、いつも子どもの心に寄り添っていた。簡潔で凝縮されたことばの奥には、惜しみない愛情と哀切が漂う。児童文学研究家・上田信道が全編を解説、評伝・年譜つき。
目次
蜀黍畑
豊作唄
日傘
九官鳥
信田の籔
虹の橋
トマト畑
烏と地蔵さん
冬の日
雲雀の子とろ〔ほか〕
著者等紹介
上田信道[ウエダノブミチ]
大阪生まれ。児童文学研究家。日本児童文学学会、雨情会会員。大阪教育大学大学院修了後、大阪府立高校の教諭・大阪国際児童文学館主任専門員を経て、神戸親和女子大学非常勤講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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