出版社内容情報
人気映画ライターが新たな角度で映画を語る!
【酒と食をめぐる、五感に響く映画コラム集】
なにかを 飲まず/食べず にはいられない~キッチンに駆け込みたくなる映画を集めました
小津安二郎『晩春』から『セックス・アンド・ザ・シティ』まで、新旧国内外の作品200本が登場・索引付き
「何かに心を奪われ、それしか目に入らないくらいうっとりと見惚れてしまうことを「酔う」というならば、この本に登場する映画はどれも、私を酔わせ、未知の世界へと連れていってくれたものだ。」
内容説明
酒と食をめぐる、五感に響く映画コラム集。スクリーンで目に焼きついたビールの真っ白な泡、いつもより煮すぎてしまったじゃがいも、りんごを齧るシャリシャリという音。ワンシーンが映画をふくらます!気鋭のライターが新たな角度で映画を語る新旧国内外の作品200本が登場!索引付き。
目次
第1章 お酒で酔わせる映画(酔いの快楽;不吉な酔い;女が酒を飲むこと)
第2章 りんごと映画の酔わせる関係(りんごを齧るとき;りんごが象徴するものは何?;りんごを愛する者たち;りんごは隠せない)
第3章 酔わずに食べたい映画(悪い男たちの食事風景―マーティン・スコセッシ『グッドフェローズ』他;食べることの幸福を思い出す最後の晩餐―リチャード・フライシャー『ソイレント・グリーン』;家事と労働と―シャンタル・アケルマン『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』;パン生地を捏ねる人々―オフィル・ラウル・グレイザー『彼が愛したケーキ職人』;白玉団子が招いた夫の帰還―黒澤清『岸辺の旅』;おとぎ話の甘いケーキがもたらすもの―ジャック・ドゥミ『ロバと王女』;映画リスト おつまみ映画―日本映画に見る美味しい酒の肴)
著者等紹介
月永理絵[ツキナガリエ]
映画ライター、編集者。1982年生まれ、青森県出身。大学在学中から映画の同人誌に参加。出版社勤務後、2014年よりフリーランス。個人冊子『映画酒場』・雑誌『映画横丁』の発行、編集を手がけた。新聞・雑誌・WEBメディアで映画評やコラムを連載中。ほか映画関連のインタビューや書籍・パンフレット編集など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nonpono
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.。.:*
sawa