江戸川乱歩文庫<br> 影男

個数:

江戸川乱歩文庫
影男

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月03日 06時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784394301622
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無数の名をもつやせた男と、連続する奇々怪々な事件。名探偵・明智小五郎の明推理はいかに。影男。その正体は、速水荘吉・綿貫清二・鮎沢賢一郎・殿村啓介・宮野緑郎と無数の名をもつやせた男。さらに小説家としては佐川春泥という名で知られ、その執筆する怪奇異風の小説は世にもてはやされていた。このふしぎな男は何をもくろむのであったか。どんな人間も持っているヒミツの裏側を探求するのが影男の目的であった。連続する奇々怪々な事件。名探偵・明智小五郎の明推理はいかに。

江戸川乱歩[エドガワランポ]
著・文・その他

落合教幸[オチアイタカユキ]
監修/解説

内容説明

犯罪小説家の佐川春泥は、速水、綿貫などいくつもの名前を持ち、「影男」として裏の世界で動いていた。彼は人間の裏側にある秘密を探ることを好み、それを利用して、ときに大金をゆすり取っていた。そんな彼に奇妙な組織「殺人請負会社」が顧問になることを提案する。これに応じた影男は後味の悪さから同組織と距離を置く。それと前後して不思議な老人と出会い、地下空間に作られた壮大なパノラマへと案内される!

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894‐1965。明治27年10月21日三重県に生まれる。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和2年までに「D坂の殺人事件」「人間椅子」「パノラマ島奇談」などを執筆する。休筆を挟んで「陰獣」「芋虫」「孤島の鬼」などを発表。昭和4年の「蜘蛛男」より娯楽雑誌に長編を連載、「魔術師」「黄金仮面」「黒蜥蝪」など。昭和11年から「怪人二十面相」を少年倶楽部に連載、少年探偵シリーズは晩年まで続く。同時期から評論も多く手がけ、「鬼の言葉」(昭和11年)「幻影城」(昭和26年)などにまとめられる。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任。昭和40年7月28日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

66
乱歩の通俗長編、大人向けの小説では最後の作品となる昭和30年の作。一応、明智小五郎も、話に収拾をつけるためだけのように最後の方に登場するが、メインの登場人物は、表面上、いくつもの職業と名前を持つ、稀代の犯罪者・影男と、影男と時に協同し、時に敵対する、殺人請負会社の専務。影男は、いくつもの顔があり、直接殺人をするのを好まないことから、怪人二十面相を思わせる。ストーリーはどこか行き当たりばったり感があるが、「パノラマ島奇談」を思い出させる、大勢の全裸女性による海、山、木、雲の地下世界など、乱歩の変態性が炸裂。2022/12/24

takaya

14
戦後の昭和に描かれたレトロ感たっぷりのミステリー。横溝正史が大きな影響を受けていたと思われるエロティックな世界でもあります。この当時のミステリーは正義と悪がはっきりしていて、なんだか可笑しみもあり、しばし現実世界を忘れて、異世界に浸りました。2023/05/31

白いカラス

3
ちょっとパノラマ島綺譚のような作品で幻想的でしたね。明智小五郎の推理は相変わらず鮮やかでした。2025/02/21

ひつ

0
昭和の世界観と気持ち悪いエログロ空間がマッチしていて面白かった。取ってつけたように明智が出てきたけど、やっぱり知っているキャラが出てくると安心する。2024/04/30

KN/時間が取れないのでただ今記録のみ

0
22/0392022/10/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13125725
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品